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離婚を回避!気になる産後クライシスの対策法は?

 

良好な夫婦関係が築けなくなり、離婚に至ることもある「産後クライシス」。深刻な事態になる前に、なんとか乗り越えたい!今回は、子どものためにも考えたい、産後クライシスを回避する方法をご紹介します。

 

パパにも伝えよう!産後クライシス対策

近年、子どもを出産して2年以内に夫婦の関係が冷めてしまう「産後クライシス」に陥るカップルが増えているといわれています。「産後クライシスのなりかけかも?」と思ったら、円満な家庭を取り戻すためにすぐに対策を!

 

1番大事なのは、ママの気持ちをパパに理解してもらうこと。初めての育児で24時間休みなく子どもと向き合い、眠れないママのストレスは増える一方ですよね。心身ともに追い詰められている状態なら、パパにも知ってもらいましょう。

 

グチが増え、理不尽なことで怒ってしまうのは、産後ならではのこと。ホルモンの影響で感情のコントロールができずに苦しんでいるなら、そのこともパパに伝えてくださいね。また、コミュニケーションを今まで以上にとることも大切です。子育てを「1人ではなく、2人でしている」という安心感を得られると、思った以上に気持ちに余裕ができますよ。

 

ママ1人で抱え込まないことがポイント!

産後クライシスの原因は、育児ストレス以外にもパートナーに対する些細な不満から生じることもあります。

 

自分は休みなく育児を頑張っているのに、パパは遅くまで飲んで帰ってきたり、休日も子育てに参加せず趣味を優先させたり、ある時はママ友の旦那さんのイクメンぶりと自分の夫を比較して落ち込んだり。「不満があることに気づいて!」とばかりに黙って待っていると、「ただ単に機嫌が悪いだけ」と勘違いされてしまうことが多いようです。その不満がいつか爆発する前に、パートナーへの要望は明確に伝えるようにしましょう。

 

この時に気を付けたいことは、自分の要望ばかり伝えないこと。お互い相手のどの部分に不満があるか、相手にどうして欲しいかを冷静に話すことが大切です。

 

もう1つの対処法は、無理してパートナーに頼ろうとせず、実家のご両親に甘えることです。夫婦2人で乗り切ることが理想と考えがちですが、まだまだ未熟な2人。育児を理想通りに協力し合うのは難しいかもしれません。そんな時は、人生の先輩であるご両親に頼ることもストレスを溜めないコツですよ。

 

2人で産後クライシスを回避する方法は?

取り返しのつかない危険な状況になる前に、2人で打つべき対策はあるのでしょうか?できれば気持ちに余裕のある出産前に、夫婦で産後クライシスについて話し、理解を深めておきたいところ。

 

産後に起こりうる状態や原因について、お互いに理解していれば、冷静に対処する助けにもなります。産後クライシスに関する書籍もありますので、事前に勉強しておくのもおすすめです。

 

また、産後に夫婦間での話し合いが上手にできない時は、カウンセリングを受けるという方法もあります。理想は2人でカウンセリングを受けること。専門家のもとで冷静になってお互いの現状を理解することができれば、改善するきっかけになるはずです。

 

10組いれば10通りの原因がある産後クライシス。関係が悪化してしまう前に、お互いにできることを実行しましょう。小さく可愛いわが子の大切な育児期間。一生のうちでも、ほんのわずかしかない大切な時間を2人で楽しめたら良いですよね。

(TEXT:佐藤 真由美)

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