365日休みなく続く育児。ただでさえ大変なのに暑い夏は、ママの気力と体力を奪っていきます。疲労困憊!何もする気が起こらない・・・なんてこともあるでしょう。頑張るママの大敵、夏バテを吹き飛ばして夏を楽しく乗り切りましょう!
大丈夫?夏バテの症状をチェック!
いつでもフルパワーの子どもの相手をするだけでも大変なのに、暑さがプラスされると、さらに体力が消耗し身体の疲れもなかなか抜けません。
たとえば、外に出るとくらっとめまいを感じることはありませんか?また、「気付いたらしばらくボーっとしていた」「どんなに寝ても疲れが取れない」「目覚めが悪くなった」「食欲がない」というママは要注意。もしかしたら、夏バテで自律神経が乱れているのかもしれません。
当てはまる方は、早めに対策をとって夏バテを解消しましょう!
子どもと楽しく暑さに打ち勝つ裏ワザ!
暑くなると外出を控えて、室内にいる時間も増えるでしょう。だからこそ、快適な室内環境を整えることが大切です。
エアコンに頼る前に、まずは室温を上昇させる直射日光を遮断しましょう。たとえば、グリーンカーテンは日よけ効果も高く、見た目にもさわやか。夏の季節が感じられる朝顔をお子さんと一緒に種まきして、グリーンカーテンにするのも良いですね!
また、風鈴を飾るのもおすすめ。「夏バテ対策になんの効果があるの!?」と思うかもしれませんが、実は風鈴の美しい音を耳にすると、人は涼しい風景を思い描くため実際に体感温度が下がるという実験結果もあるのです。
視覚や聴覚で体をひやっとさせるのも情緒があって楽しいですね。子どもと拾った貝殻で一緒に風鈴を作って、楽しく夏バテ対策しましょう!
体にやさしい夏バテ対策とは?
育児は体力勝負!やはり、暑い夏も食べて栄養補給することがなにより肝心です。そして、冷房が効いた室内にいると血流が滞り、体調不良をもたらすので簡単な体操やヨガを取り入れましょう。
運動する時間がないママは、夏バテに効く「ツボ」を押すのも効果的。足の親指と人差し指の間の少し下にあるくぼんだ部分、湧泉(ゆうせん)というツボを押せば、自律神経を正常にしてくれるうえに、だるさを取り除いてくれますよ。
そのほか、十分な睡眠と早寝、早起きも大切です。朝日を浴びると体内時計がリセットされて、生活リズムも整います。睡眠時間・生活リズムが安定することで、疲れにくい体へと変わっていきますよ。いずれも育児の合間に取り入れられる方法です。ぜひ、日常に組み込んでみてくださいね。
暑い日が続くと、さらに大変になる育児。子どもの体も心配ですが、子どもを守るママだって手を抜かずに対策をとることが大切です。しっかりと夏バテ対策をしつつ、お子さんと楽しい夏を過ごしてくださいね。(TEXT:津田 玲)