市の子宮がん検診をきっかけに、子宮内膜症、チョコレート嚢胞、子宮腺筋症、子宮筋腫が判明した、山奈カコさん。その診断後、彼女を襲った激しい生理痛! その様子をマンガでまとめられています。
山奈カコです。
20代のころにストレスで生理が止まった経験がある私。でも、それが治ってからは、婦人科系の受診を放置していました。そこに、30歳になると送られてくる、市の「無料子宮がん検診」のお知らせ。余裕をかまして行ったこの検査で、婦人科系の病がたくさん見つかったのです……。
その診断から、しばらくしてのことです。
ひとまずお手洗いへ。そして……
もう何というか、大きなドリルでおなかをぐりぐりえぐられ続けているような、目も開けられないほど、重みのある激痛なのです。
夫は驚いて、おなかを温めようと、電子レンジでチンしたホットタオルをひたすら当ててくれました。
※低温やけどにご注意ください。
激痛とかのレベルを超えて、耐えながら息をすることしかできないレベル!
呼吸も浅く、もういっそひと思いにやっちまってください~という苦しみ……。
冷や汗びっしょりで全身が冷た~くなって、痛いし寒いし吐き気はするし、手は震えるし、意識が遠のきそうで、もう私ダメかも……と。
だって、これ普通じゃない! 私にいったい何が起こってるの!?
虫の息のところ、これは何だ? これは何だ?と考えあぐねていたところ、たまたま少し前に雑誌やネットの記事を見ていた、ある病名がふと浮かんだのです。
そ、それに違いない!
破裂して救急搬送された人もとんでもない激痛だったというし、急がないと!と思ったのです。
今までこんなことがなかったので、戸惑う夫……。
意を決し、「卵巣が破裂したかもしれないって、本人が言うんですが……」と初めて救急車を呼びました。
やっときた~!!!
と思ったら……
……早とちりか!
どうやら生理痛は長くても1時間くらいで治まるみたいです。
もう数分我慢していれば、救急車を呼ばなくてもよかったのにな。
でも、とてもじゃないけど我慢できる痛みじゃなくて、
三大激痛と言われる尿管結石は我慢できた私でも、それよりもずっと痛かったです……!
次回、きまずいまま搬送されます!
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO