出先で兄弟喧嘩
次男が2歳半になったころ、ベビーカーに乗るのを嫌がる時期がありました。その日の外出先でも一度降りた次男は、ベビーカーに戻りません。困った夫が「長男君を乗せちゃうよ~」と言って、本当に乗せてしまったのです。慌てた次男がベビーカーに駆け寄りましたが、長男は降りません。
ベビーカーはもともと長男が使っていた物でした。そのため、長男は「本当は僕のベビーカー」という意識があったのです。「乗る~!」と大泣きする次男。周りの目もあったので、仕方なく次男も一緒にベビーカーに乗せました。
ベビーカーが壊れた!
2人を乗せると、次男も泣き止みました。そこですぐに長男を降ろせばよかったのですが、2人が一緒に乗っているのがおもしろく、私はベビーカーを少し動かしてしまいました。その瞬間、バキッ!と音がして右側のタイヤ支柱が折れてしまったのです!
幸い乗っていた2人にケガはなかったのですが、ベビーカーは走行不可能な状態になってしまいました。仕方なく、私が次男を抱っこしてベビーカーは夫が抱えて帰宅しました。その日は抱っこひもも持っていなかったので本当に大変でした。
まさかの修理不可!
その後、ベビーカーのメーカーに修理してもらおうと連絡しました。しかし、型が古かったため、修理不可の返事が……。長男が乳児のころから使っていた思い出のたくさん詰まったベビーカーだったので、夫婦ともにとてもショックでした。
当時、長男は17kg。次男は12kgありました。ベビーカーの耐用重量は15kgで、長男だけでもオーバーですし、ましてや合計29kgの体重を支えられるわけがありません。
「少しだけなら乗せても大丈夫」と軽率な行動を取ってしまい、子どもを危険にさらしただけでなく、思い入れのあるベビーカーを壊してしまったのは大後悔です。その後購入した新しいベビーカーは、荷物も含め耐用重量を超えないよう慎重に使っています。
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監修/助産師REIKO
著者:竹内優実
5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。