私が25歳、彼が26歳のときの体験談です。付き合って数カ月の彼と楽しみにしていたお泊りデートの日に、突然生理になってしまいました……。久しぶりのデートにウキウキしていた気持ちが一転、気分も落ち込んでしまい、さらに生理痛で座るのもつらいほどの状態に。生理痛がつらい気持ちを素直に打ち明けていいものか、遠慮する気持ちもあった私に彼がしてくれた神対応をご紹介します。
いつもはこんなはずじゃないのに
私と彼は当時、お互いにひとり暮らしで電車で1時間ほど離れたところに住んでいました。仕事の休みも私は平日で、彼は土日とバラバラだったため、外に出かけることはもちろん会うこと自体頻繁にはできませんでした。
そんな待ちに待った彼の家でのお泊りデートの日に、予定より早く生理になってしまったのです。普段はじっとしていれば生理痛もひどくはならないのに、なぜかその日に限って腹痛・腰痛が激しくなり、座っていても寝転んでいてもつらい状態でした。
薬を買いに走ってくれた彼
そんな状態の私を見て、彼は仕事帰りで疲れているにもかかわらず「薬買ってこようか?」と声をかけ、とにかく温かくして寝ているように促してくれました。そのときすでに20時を過ぎており、近くのドラッグストアはもう閉店後。
まだ開いているドラッグストアを探しに駆け回ってくれ、鎮痛剤を買って帰ってきてくれました。鎮痛剤の種類がわからなかった彼は、店員さんに生理痛にはどれが良いのか、尋ねてくれたようです。
味のしない初めてのお粥
薬を飲んで落ち着いた私は、気づいたら眠ってしまっていて30分ほどして目が覚めると、彼がお粥を作ってくれていました。普段自炊しない彼はお粥を初めて作ったようで、照れくさそうにしていました。
その後も、「もう大丈夫だから」と洗い物を手伝おうとしても、「寝てていいよ」と全部自分でしてくれた彼。改めて彼のやさしさを実感した出来事となりました。今は彼と同棲していますが、生理痛がひどいときには同じように家事を全部やってくれています。
お泊りデートを楽しみにしていた気持ちはきっと彼も同じだったので、機嫌が悪くならないかな? 生理痛って男性には理解してもらえないのでは?と不安だったのですが、そんなことなく想像以上の神対応をしてくれた彼。生理痛がつらい気持ちを打ち明けることで彼の新たな一面が見られました。
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監修/助産師REIKO
著者:タツミチヒロ
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