両親学級に行っておけばよかった
私の住んでいる地域では、市が主2催する両親学級がありました。また妊娠中に通っていた産院でも両親学級がおこなわれていました。これらに参加するタイミングはあったのですが、自分たちのおでかけなどを優先してしまって、結局両親学級には一度も参加せずに終わってしまったのです。
こうした場所に参加して少しでも育児の知識を持っていれば、短時間でももっと育児に参加でき、産後の夫の本気度も少しは違っていたかもしれません。
2人で育児の勉強をしておけばよかった
両親学級に行かなかったとしても、妊娠中に2人で乳児のお世話を勉強することはできたはずでした。2人で育児の本を読むことや、動画で乳児のお世話の仕方を見て勉強することも可能だったと思います。
けれども、夫と乳児のお世話について勉強したことは一度もありませんでした。私自身も出産にばかり目が向いてしまって、「夫が乳児のお世話をできるようにしなければ」なんて思ってもみませんでした。
その後、夫は夫なりに育児を勉強
新生児期にイクメンとしてのロケットスタートはきれませんでしたが、その後夫は徐々に育児へ積極的になっていきました。生後2カ月で里帰りから戻ってからは、自分で調べた寝かしつけの方法をおこなってみたり、おっぱいが終わると「げっぷさせるよ」と言ってきたり。
私は私で夫がやる気になってくれたので、多少自分の方法とは違うお世話であっても、あまり口を出さないようにしました。そうすると意外と夫のほうが効率的なお世話の仕方をしていたりして、教えられることも多くなってきました。現在は2歳になった娘と、朝から夕方まで2人でおでかけしてくるなど、いいお父さんぶりを見せてくれています。
第一子の子育ては何もかもが初めてで、特に私の場合は里帰りのため、夫は週末の数時間しか新生児期に関われませんでした。そんな夫に早く父親として自覚してもらうためにも、妊娠中から夫婦そろっての「子育ての勉強」は重要課題だったなと実感しました。
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監修/助産師REIKO
イラストレーター/まっふ
著者:水田 真理
アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。