親と同居している間は、親の買ってきた生理用ナプキンを、何も疑うことなく使っていた私。その生理用ナプキンに不快感や困ったことがあっても、それは変わりませんでした。でも、一人暮らしをしてからは、認識が変わったのです。
自分でナプキンを買うようになり、いろいろなメーカーのものを使っていると、自分に合うメーカーと合わないメーカーがあることに気付きました。そして、中学・高校時代に感じていた不快感や経血漏れは生理用ナプキンが合っていなかったからかも?と思うようになりました。
ちなみに、私の場合は、ある特定のメーカーのものが肌に合うことが多いので、そのメーカーのものを選ぶようにしています。そうすれば、かゆみが起こることもありませんし、漏れてしまうことはほとんどなくなりました。
生理まわりのことは、思春期には親であっても相談しにくいかったです。そのため、今振り返っても、その当時、何が出来たかというと難しいなぁと思います。
でも、今は私にも娘ができました。そのため、娘が生理用ナプキンを必要とする時期が来たら、娘から何も言ってこなくても、不快感がないか、困りごとがないか、声をかけてみようと思っています。
原案/伊藤綾香さん
作画/和田フミ江