子どもを連れての海外旅行。前編では、移動手段を選ぶポイント、定額タクシー、自家用車で行く場合についてご紹介しました。
後編では、最も使うと思われる電車とバスについてお話しします!
電車の選択肢は主に2つ!
JR線または京成線で成田空港まで行く方法があります。どちらにするかは、家の最寄り駅によって変わってくるでしょう。
●有料の特急列車を使わずに行く
JR線にしろ京成線にしろ、有料の特急列車を使わずに行く場合、最も安く行くことができます。
ただし、特急列車を利用する場合に比べ時間がかかります。また、空港まで座れるとは限らず、通勤時間や帰宅時間に重なると、荷物が多い中、子どももいるのでなかなか大変です。
●有料の特急列車を使う
特急料金がかかる分、高くなりますが、席が指定席であること、荷物置場があるので荷物が多くても安心です。
東京駅からだと、特急料金を払わない列車に比べ30分以上早く到着することができます。
バスは出発地を選べるのが魅力!
成田空港まで行くバス会社は何社かあり、バス会社、出発地により料金が変わってきます。
バスの魅力は、有料特急列車よりも出発地を選べるところにあります。また指定席であり、荷物も預かってもらえるので安心です。
ただし、預けられる荷物の数が決まっているので荷物が多い場合は、プラスの荷物料金がかかる、もしくは預けられない場合がありますのでご注意くださいね。
結論、どの移動手段がいい?
旅行帰りにも運転しなければならないということがありますが、やはり、最も気持ち的にも楽なのは自家用車でしょう。
本数が最も多く安価なものの、子ども連れの場合、特急料金なしの電車は、混雑している電車に乗る可能性もあるため、あまりおすすめはできません。
有料特急列車にするか、バスにするかは、乗り場までの行きやすさ(エレベータがあるかなども!)、空港への到着時間から逆算した出発時間がちょうどいいものかで選ぶといいと思います。
今回は成田空港をベースにお話しましたが、羽田空港までのポイントも基本同じです。旅行を楽しむためにも、なるべく空港に到着するまでに疲れきってしまわないようにしたいですね。(TEXT:ヒロコ ラメッシェ)