2020年生まれの女の子79,425名を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2月生まれの女の子は、バレンタインの影響か名前に「愛」がつく赤ちゃんが増加する傾向にあります。そこで今回は、2020年生まれの女の子に人気の「愛」を用いた「ラブネーム」TOP6をご紹介いたします。
1位 結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)
「愛」のつく名前の中で一番人気だったのは、2019年の名前ランキング7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」。月間ランキングでは、2020年1月は8位、2月も8位、3月は4位にランクインするなど、冬場に人気が高まる名前です。
物事をまとめて締めくくる・植物が実をつけるという意味の「結」と、愛しむ・愛でるなどの意味がある「愛」を組み合わせた名前です。愛し愛される人になるように願って名づけてもいいですね。
2位 愛莉(主なよみ:あいり、えり)
2019年は30位、2020年は47位にランクインした「愛莉(主なよみ:あいり、えり)」。2020年漢字ランキング4位で、可憐な印象のある「莉」を用いた名前です。「茉莉花(ジャスミン)」に使われる漢字であることから、女の子に人気があります。
かわいらしい「あいり」というよみも人気で、2020年のよみランキングでは56位にランクインしていました。
3位 莉愛(主なよみ:りあ、りお)
2019年の名前ランキング65位から、2020年は54位にランクアップした「莉愛(主なよみ:りあ、りお)」。本ランキング2位の「莉愛」の漢字を入れ替えた名前ですね。
「茉莉花(ジャスミン)」の花言葉は「愛想の良い」「愛らしさ」。「愛」と組み合わせることで、愛に満ち溢れた名前になります。響きがかわいらしく、呼びやすくて覚えやすい「二音ネーム」の一つです。
4位 愛菜(主なよみ:あいな、まな)
2019年の名前ランキング44位、2020年は67位にランクインした「愛菜(主なよみ:あいな、まな)」。植物の草のアブラナを意味する「菜」を用いた、早春に黄色い花を咲かせる菜の花を連想させる女の子に人気の「菜の花ネーム」の一つです。
「まな」というよみは、2020年57位でした。人気子役から女優へと大きく羽ばたいている芦田愛菜さんを連想される方も多いのではないでしょうか。
5位 乃愛(主なよみ:のあ)
2019年は70位、2020年は97位にランクインした「乃愛(主なよみ:のあ)」。「のあ」は2020年のよみランキング39位にランクインしています。「乃」は助詞の「の」を意味し、女の子の止め字に多く使われます。
「のあ」というよみのひらがなも丸みを帯びてかわいらしく、音に温かみがあり周囲を癒すような「な行ネーム」の一つです。
6位 愛梨(主なよみ:あいり)
2019年の名前ランキング67位、2020年は100位にランクインした「愛梨(主なよみ:あいり)」。果物のナシを表す「梨」は、白い可憐な花を咲かせみずみずしく甘い実をつける梨のイメージから女の子に人気の漢字で、2020年漢字ランキングでは37位にランクインしています。
プロサッカー選手の長友佑都選手と結婚された平愛梨さんを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
「愛」を用いた女の子に人気の名前TOP6をご紹介しました。見た目も響きも愛らしく、かわいらしい名前が多かったですね。バレンタインのある2月には「愛」を用いた名前の人気が高まります。これから女の子の名づけを考えていらっしゃる方、ぜひ参考になさってくださいね!
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)
調査件数:79,425件(女の子)
文/福島絵梨子