現在、『少年サンデーS』で「清楚なフリをしてますが」を連載中のマンガ家・倉地千尋さん。ご自身の体験をもとにして、「生理を隠し続ける女の子の漫画」を、Twitterで公開しています。
主人公は、小学校6年生の女の子、月一せいこ。
生理は決して恥ずかしいものではないけれど、初潮を迎える時期の女の子には、大人になるということへの葛藤や恥じらいなど複雑な感情があります。また、彼女と家族、親友、同級生の男の子、保健室の先生など、周囲の人々などとのやりとりを通じて、「どうすれば、子どもに生理が恥ずかしくないものであるということを理解してもらえるのか」についても、考えさせられる作品です。
第14話の今回は新展開。修学旅行を前に、いきなりピンチから始まります。
修学旅行を前にナプキンがないという大ピンチ! 必死で隣町の薬局まで自転車を走らせたせいこちゃんでしたが、ナプキンの種類の多さにびっくりするわ、店員さんが男性でおののくわで、ピンチの連続。果たして、修学旅行に持っていくためのナプキンを無事に手に入れることはできるのでしょうか?
生理は恥ずかしいものではないけれど、せいこちゃんのように知られたくないという思いが強い子もいるようです。せいこちゃんのような女の子の気持ちを、やさしくフォローできるような世の中でありたいですね。