私は生理がくると、1日目と2日目は腹痛がひどく、日常生活に支障が出るので、いつも市販の薬を飲んでいました。「あ、そろそろ生理がきたのかも?」という早い段階で飲んでいれば、若干腰が重い感じはしつつも、動き回れるのです。
でも、生理が始まってからけっこう時間が経ってから飲んだ場合は、薬が効き始めるまでうずくまっていることがしばしばありました。
私の体調を心配してくれたこと、どうしたら体がラクになるかをネットで調べてくれたこと、私の体調が回復したら食べられるようにとごはんを作ってくれたこと……。そのどれもが本当にうれしかったです。
薬を飲んだり、使い捨てカイロでおなかを温めたりして、生理の痛みはひとりで我慢することが、それまでの私の当たり前でした。けれど夫と暮らすようになって、夫が体調の悪い私を心配して、助けてくれるようになりました。そんな人が側にいてくれると思うと心が温かくなって、生理痛が痛いばかりのものではなくなりました。
監修/助産師REIKO
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原案/富士原 里美さん
作画/ののぱ