一度流産をしてしまうと、また流産してしまうのではないかと、とにかく不安が付きまといます。私は流産のあとの妊娠中、ずっと不安で仕方がありませんでした。
そんなときに見つけた不安な気持ちを前向きな気持ちに変えるための言葉や、私が実践したことをご紹介します。
おなかの子どもはあなたを選んできた
おなかの子どもは私のことを、そしてあなたのことを選んで、おなかにきてくれたのかもしれません。
雲の上から望遠鏡で地上を覗いていて、「あのニコニコ笑っている夫婦のところがいい!」と選んでくれたのだと私は思っています。たとえ少しの間だとしても、あなただから空から来てくれたんです。
今この一瞬一瞬でわが子を愛する・・・
私は、今度の妊娠が無事お産を迎えることになっても、また流産したとしても、私のおなかにいることを選んで来てくれている命と一緒に、悔いが残らないように過ごそうと思いきることにしました。
もし空に帰ってしまったとしてたら、それは自分に耐えられるかわからないけど、おなかにいる間に思いっきり愛して、後悔しないようにできるだけのことをしようと思いました。今おなかの中に一緒にいられることは本当に幸せなことだから。
子どものために徹底的に行動を!
今妊娠していることのよろこびよりも、どうしても不安な気持ちが勝ってしまうときには、おなかの子どものための行動をおこしてみるといいかもしれません。
妊娠中にした方がいいとされること、たとえば葉酸などのサプリメントを摂ったり、お菓子やパンを作ったりと、私はできるだけ笑顔でいられるようにしています。ママの笑い声や楽しい気持ちはおなかの子どもにきっと届いていると思います。
妊娠、出産に関して、人ができることはほんの少しなんです。だから、不安になってもどうしようもないのかもしれません。だったら、おなかの子どものために自分ができる精一杯のことをしようと私は思います。笑顔いっぱいなママでいたいから。(TEXT:ゆうこ)