メンタルリープとは、赤ちゃんの知能が急激に成長して、次の発達段階に移行する現象のこと。この時期の子はグズグズやイライラの状態になるため、親もイライラしがちです。
今回は、メンタルリープを知ったあとの私の心境の変化も含めて、わが子の体験談をご紹介します。
私がメンタルリープを知ったきっかけ
わが子が生後7カ月前後のころ、やけにグズるようになったり、これまでほぼなかった後追いが激しくなったりした時期がありました。
少し前に入院していたので、そのせいかもしれないと考えていましたが、何気なくインターネットで検索していたら、「メンタルリープ」というものを知りました。
確かに、メンタルリープの時期と、わが子のわけもなくグズる時期が一致することがあったので、驚きとともに興味を持つようになりました。
「原則のリープ」真っ只中の息子の様子
やけにグズつき、授乳回数も増えてきた1歳2カ月の息子。少しワクワクしながら、メンタルリープの時期がわかるアプリを開いたところ、「原則のリープ」真っ只中でした!
この時期の特徴として「母乳をほしがる頻度が増える一方で集中して飲まない」「さっきまでは楽しそうにしていたのに、急に泣き出す」というものが挙げられていて、まさに息子の様子そのもので思わず笑ってしまいました。
「原則のリープ」でこんなことができるように
行動面でも現在の息子の様子にあてはまるものがたくさんあります。ごはんを自分で食べたがり、手伝おうとすると怒り、スプーンやお皿をひっくり返すことがよくありました。これは、メンタルリープの「物ごとを自分でやりたがる」という特徴に一致していました。
また、スマホを耳に当てて電話のマネをするのは、「家庭内で日常的に行われていることを再現する」という特徴に一致しています。もちろん、あてはまらない行為もたくさんありますが、ママを困らせるような行為や行動にも意味があることがわかって、少し私のイライラも減ったような気がしました。
わが家と同じように、わけもなく続くグズグズにお困りの方、お子さんはもしかしたらメンタルリープ真っ只中なのかもしれません。これも子どもの成長の一環と知ることにより、少しでもママのイライラを減らせられたらうれしいですね。(TEXT:たも)