東日本大震災で帰宅困難者に…母になった今、あの経験から思うこと #これから私は

2021/03/13 16:25
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東日本大震災で電車が止まり、自宅に帰れなくなった女性の体験談です。当時はまだ独身だったという女性が、帰宅困難者になった経験と職場のママたちの様子を通して、自身の出産後に思うようになったことがあるそうです。
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東日本大震災で帰宅困難者に…母になった今、あの経験から思うこと #あれから私は

 

2011年3月11日に発生した東日本大震災。当時私は、東京都中央区のオフィスビルの11階に勤務していました。翌年に結婚を控え、現在の夫と2人暮らし。会社からドアtoドアで1時間程度の場所に住んでいました。震災で電車が止まり、帰宅困難者になった経験を踏まえて、震災後に意識するようになったことをご紹介します。

 

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オフィスで何時間も電車の復旧を待つ

震災当時、私のいたビルの11階もかなり揺れを感じ、デスクが乱れたり、本棚から書類が落ちたりといった状況。相当な恐怖を感じたものの、周りにケガをした人などはおらずホッとしたのですが、大変なのはそのあとでした。電車がすべて止まってしまい、普段だったらもう誰もオフィスにいない午後10時を回っても、自宅に帰れない人たちがずっと会社に残っていました。

 

このまま会社に泊まることになるのかなあと不安になり始めた深夜0時近くになってようやく普段通勤に使っていた地下鉄が動き出し、自宅が同じ方面にある同僚と恐る恐る地下鉄に乗って帰ったのを覚えています。

 

子どもの安否確認に奔走するママたち

当時私はまだ未婚で子どももいなかったため、地震発生後、夫の安否が確認できたあとは不安ながらも仕事をして地下鉄が動き出すまでの時間をつぶしていました。しかし、同じ部署には子育て中のママもたくさんいて、子どもの安否確認とお迎えの段取りに奔走する様子を間近で見ていて、本当に大変そうだなあと思いました。

 

そして、子どもがいるママたちは、震災後数時間で蜘蛛の子を散らすようにオフィスを去っていきました。幸いママたちは皆オフィスから近い場所に住んでいる人ばかりで、帰宅困難で子どものお迎えに行けないという人はいなかったようです。


どんなときでもすぐお迎えに行けるように

その後、私は結婚して子どもにも恵まれましたが、折に触れて震災の日の体験を思い出し、今あのときと同じ状況になったらどうなるかというのを何度となく考えてきました。自宅から遠い場所に勤務していて電車が止まってしまったら、お迎えにいけるのが何時間後になるかわからないという不安がまずあります。

 

確固たる信念があってそうしたわけではありませんが、「何かがあったときにすぐお迎えに行けるように」という思いはずっと心の中にあり、子どもが生まれてからは在宅でできる仕事のスタイルに切り替えて現在に至ります。

 

 

地震はいつ起こるかわかりません。私が普段は在宅で仕事をしていても、たまたま打ち合わせ等で自宅から離れた場所にいる日に地震が起きる可能性も十分にあります。いつも子どもの近くにいられれば安心ですが難しい場合もあるので、どこにいても大丈夫なように、いざというときの連絡方法や、帰宅手段など、日ごろからの備えをしっかりしておきたいです。

 

 

監修/助産師REIKO


著者:澤崎 凪

1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。


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