出産前の準備グッズの1つに、育児用ミルクや哺乳瓶と書いてあるものがあります。実際には、退院後必要なく出番がなかった、違うタイプの哺乳瓶をすすめられたなど使わなかったということがあります。反対に、退院後すぐに使用する場合もあり、用意しておいた方がよかったという場合もあります。
今回は、育児用ミルクや哺乳瓶をどのくらい準備しておいたほうがいいかについてお話しします。
哺乳瓶は準備は必要?どのくらい必要?
退院後に哺乳瓶が必要なかったという場合もありますが、育児用ミルクだけではなく、搾乳をあげたりお薬をあげたりするときに使用することもあります。また、退院後にすぐに必要だったという場合もあるものの、赤ちゃんの飲み方に合わせて買ったものとは違うタイプをすすめられたという場合もあります。
そのため、用意する場合は1つ程度に抑えて準備しておくようにしましょう。
とりあえずは、哺乳瓶はどちらの状況でも使いやすい120〜160ml程度の小さいサイズにしておきましょう。乳首はとりあえず新生児サイズのみで大丈夫です。
色々なタイプの乳首や哺乳瓶があるので、買わない場合も出産前にチェックしておいて、退院前に赤ちゃんの様子に合わせてどれを選ぶといいか助産師に相談しておくと安心です。
出産後の入院中に退院日に合わせて届くようにネットで購入する方も多いです。哺乳瓶に慣れておっぱいを吸わなくなってしまう乳頭混乱を避けたい方は、薬杯や小さめなコップを使ったカップ授乳を試されてもいいかと思います。
消毒方法はどうする?
哺乳瓶は、消毒しないと最初は使えないので、予定日が近づいてきたら消毒して用意しておいたり、退院日前に消毒しておくように家族の方にお願いしておきましょう。
消毒方法は以下のものがあります。
【1】お鍋にお湯を沸かして煮沸消毒をする
【2】専用のケースに水を入れて加熱して消毒する
【3】専用の消毒液につける
使用頻度が少ない場合は、煮沸消毒でも十分対応できます。消毒液につけておくのは場所をとったり消毒剤、消毒容器や瓶バサミなどの器具などコストがかかってしまうので、使用頻度が多い方向きです。
時間が短く手軽に消毒できるので電子レンジで加熱消毒するのも人気です。哺乳瓶は、友人や姉妹から譲り受けられる方もいますが、汚れ残りや破損・劣化がないか事前にチェックしておきましょう。
育児用ミルクは買っておいた方がいい?
どのくらい必要になるか、反対に必要ないこともあり出産前には読めない状況です。
育児用粉ミルクを事前に購入する場合は、スティックタイプの小分けのものや、小さいサイズの缶のものにしましょう。もし、育児用ミルクを使わなかったとしても、このサイズのものであれば未開封で保存でき、離乳食時にパンがゆやシチューなどの料理に使うことができます。
育児用液体ミルクは、一回あけると使いきりにするので、一回量が少ない新生児期には余りが無駄になってしまうこともあります。基本的には出産後に準備する形でも対応でき、退院時の母乳の状況で、ネット購入や家族へ依頼するなどされてもいいかもしれません。
出産準備の段階では、育児用ミルクや哺乳瓶については、どのようなものがあるかリサーチしておくだけで十分といえます。また、心配なので準備しておきたいという方も必要最低限に抑えるようにしましょう。