業務スーパーオリジナルのポン酢は私が確認したところ全3種類。それぞれに特徴があって使い勝手良く、“鍋の季節”だけでなく1年中重宝しています。“業スーポン酢”の魅力をご紹介します。
“料理のさしすせそ”に加えたい(笑)!
“料理のさしすせそ”ってありますよね。「さ」は砂糖、「し」は塩、「す」は酢、「せ」は醤油、「そ」は味噌のこと。料理に欠かせない基本的な調味料とも、この順に入れて調味すると味がキマるとも言われています。が! 私など最後「ぽ」を入れてほしいくらいポン酢を愛しています!
なにしろ家族にすら「うち、ポン酢の消費量すごくない!?」と言われるほどポン酢、使います! 醤油ほど味が濃くなく柑橘の良い香りがして、どんな料理にも合う! マヨネーズやオリーブオイルとも相性が良く、使い勝手の良さや万能さはまさに“さしすせそ”に負けません。なので、業務スーパーで1,092g入りの大ボトルを見つけたときは大喜び! 以来、いつも業務スーパーで買っています。
先にも書きましたが、業務スーパーオリジナルのポン酢は私が確認したところ全3種類。それぞれ味に特徴があります。
●料亭鍋のゆずポン酢(360ml)178円(税抜き)
ガラス瓶に入った、一番見た目も高級そうな物。ゆずだけじゃなく、すだち、ゆこうの果汁も使われており、3種のなかで一番香り高い。さらに、かつおエキスやしいたけエキスが入っており、“お高いポン酢”の味がする。
●ゆずぽん酢(1092g)185円(税抜き)
マイルドでやわらかい酸味の一番ベーシックなポン酢。普段使いにおすすめ。「料亭鍋のゆずポン酢」に比べると甘さ強め。お子さんなどは「料亭鍋のゆずポン酢」よりもこちらのほうが口あたりが良く、食べやすいと思います。
●おろしぽん酢(1083g)258円(税抜き)
大根おろし入りのポン酢。大根29%配合とのことで、きちんと振ればまんべんなく大根おろしが入ってきます。「ゆずぽん酢」よりも酸味が強い。
3種とも鍋にギョーザ、焼き魚にサラダとなんにでも使えますが「料亭鍋のゆずポン酢」と「おろしぽん酢」はやはりそのまま使うのがおすすめ! 「ゆずぽん酢」のみ加熱料理に調味料としても使える便利さがあります。もちろん「料亭鍋のゆずポン酢」と「おろしぽん酢」も加熱して使ってもいいのですが、加熱することでせっかくの柑橘果汁の香りや大根おろしのおいしさが半減してしまうのでもったいない! だからこそ、この2つは“そのまま使い”をおすすめしています。
激ウマ&簡単!「ゆずぽん酢」料理
「鶏肉のゆずぽん煮」は以前カメラマンから教えてもらったレシピですが、こういうものを作るとき大容量の「ゆずぽん酢」が大活躍! 簡単だし、お弁当のおかずとしても便利ですよ。
【作り方】
① フライパンを熱し、鶏肉を焼く(今回は鶏手羽元と鶏もも肉のぶつ切りを使用)。
② 大根は半月切りにして下ゆでする。
③ 鍋に①、②、ゆで卵を入れ、ひたひたになるまで「ゆずぽん酢」と水1:1にしたものを入れ、火にかける。15分ほど煮る。
ちなみに「ゆずぽん酢」:水、1:1の割合で炊き込みご飯を作ってもおいしいですよ~! 一般的な炊き込みご飯特有の甘さがなく、さっぱりとした味わいの炊き込みご飯になるんです。豚肉はもちろん、しらす干しを使った“ゆずぽん炊き込みご飯”、ぜひ作ってみてください。
そして「ゆずぽん酢」はホイル焼きのときにも活躍。ホイル焼きはフライパンが汚れないし、時間のないママにこそおすすめの料理!
今回はホイルにもやしを敷き、その上に鮭としめじ、バターをのせ、「ゆずポン酢」大さじ2と水大さじ2を入れ、フライパンにのせて蒸し焼きにしました。
お茶漬けにちょい足し! それだけで風味豊かに
そして、これはぜひ「料亭鍋のゆずポン酢」でやっていただきたいのですが、お茶漬けを食べる際、ほんのちょっとだけポン酢をたらしてみてほしいんです。市販のお茶漬けの素に柑橘の香りが加わり、高級な味のお茶漬けに! ちなみに「料亭鍋のゆずポン酢」で白身魚と貝のお寿司を食べるのもおすすめです。
+オリーブオイルは最強の組み合わせ!
「料亭鍋のゆずポン酢」と「おろしぽん酢」はオリーブオイルと足すとドレッシングにもなるし、シューマイや蒸し野菜のつけだれとしても大活躍! “ただのポン酢”よりコクが加わるのですごくおいしいんです。
いかがでしたか? まさにポン酢の使い方は無限大! だから大ボトルでも使い切れない心配などありません! これからまた暑い日が増えてくるので、ぜひ口あたりのいいポン酢でさっぱりごはん作りに挑戦してみてください。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。