妊娠初期の保健指導では、BMI値を計算し、妊娠中の体重増加の目安を確認すると思います。私は数字を見ただけではピンとこなくて、ふだん通りに過ごしていました。すると、妊婦健診で体重増加のペースが早いと忠告を受けたんです。そこで私がおこなった体重増加の対策をご紹介します。
とにかく歩くのがいちばん!
人によって異なりますが、体重増加の目安は1週間に200~300gといわれていました。安定期に入る中期には5kg程度が目安なのですが、私はその時点で8kg増。これはさすがにマズイと思いました。
そこで始めたのがウォーキングです。幸い、会社勤めをしていたので、片道25分かけて歩いて行くようにしました。すると体重増加がゆるやかに。たとえ、食べ過ぎたとしても、歩くことで相殺されるのでウォーキングは欠かせませんでした。
安産にも!そうじのすすめ
天気を問わずおこなえることがそうじです。産休に入り、時間がたっぷりあった私は、今日は玄関掃除、明日はキッチンなど計画して掃除をおこないました。出産後は念入りにそうじをする時間が取れないのでいい機会にも!
そうじは意外とカロリーを消費します。とくに雑巾がけやトイレ掃除などは下半身を使うので、骨盤底筋群や会陰の伸びがよくなるといわれています。安産にもつながるので、すすんでそうじをおこないたいですね。
何ごとも"し過ぎ"は注意!
医師から安静の指示を受けている場合は、その通りにしてくださいね。動いて大丈夫だからと言って、動きすぎるのも要注意です。私自身もそうじをがんばりすぎて下半身がパンパンにむくんだり、おなかが張った経験があります。それ以降、時間を決めて休憩しながらそうじをしました。
また、イスに登って高いところを掃除するのも危険です。おなかが大きくなるたび、バランスが崩れます。大丈夫だと思っていても転倒しやすいので気を付けましょう。
体重調整は食事が基本ですが、食べることが好きな私にとって食事制限は難しいものでした。でも、体を動かすことで体重増加は7kgに抑えることができましたよ。産後の体型戻しが楽だったうえに、何より安産だったことがよかったと感じています。(TEXT:みかん)