知っているようで意外と自己流になってしまう、おむつ交換。とくに月齢の低い赤ちゃんほど、取り換える頻度も多いので、この機会にもう一度確認してみましょう。
おむつ交換のときには、おしっこの回数やウンチの量や状態もチェック!赤ちゃんの健康管理にもなりますよ。
赤ちゃんの健康をチェックするチャンス!
1日に何度も行う赤ちゃんのおむつ交換。寒い日には、おしりを出した赤ちゃんが風邪をひかないようにサッと済ませたり、新たなおしっこ攻撃が気になってあわててしまったり・・・。ママと赤ちゃんの大切なコミュニケーションとわかっていても、ついつい手早く済ませてしまいがちです。
でも、おむつ交換はウンチやおしっこの状態から、赤ちゃんの体調をチェックできる大切な時間。厳密に調べる必要はありませんが、いつもと様子が違うと感じた場合には、早めに対処しましょう。
たとえば、「便秘かな?」と思ったら水分補給を心がけることもできますし、ウンチがゆるければお腹の調子を崩しているサインということも。おしっこの量で脱水状態かどうかもわかります。ママと赤ちゃんの大切なコミュニケーションの時間、おむつ交換。たくさん声かけをしながらしてあげてくださいね。
慣れれば簡単!手順と処理の仕方
おむつ交換の方法ですが、まず新しいおむつを開いてセッティング。そのおむつの上におむつを着用したままの赤ちゃんを乗せます。そこではじめて汚れたおむつを開き、赤ちゃんの足を片手で支えます。もう一方の手で、おしりの汚れた部分を丁寧に拭いてあげましょう。
きれいになったら、赤ちゃんのおしりをやさしく持ち上げ、汚れたおむつを下に引っ張り出します。すると新しいおむつの上におしりがきますから、ギャザーを整え、テープを付けて完成!
最後に漏れ防止のためにギャザーがよれていないかチェックしておきましょう。ウンチはトイレに流します。おしっこはそのまま丸めて処理してOKです。小さくクルクルっと丸めたら、テープで留めてゴミ箱へ。専用の袋やゴミ箱にまとめるとニオイも気になりませんよ。
テープの止め方次第でぴったりフィット!
市販のおむつがなかなか赤ちゃんの体にフィットしないこともあります。おしっこやウンチが漏れやすい・・・なんてときには、おむつのサイズがあっていないことも。まずは簡単にテープの付け方で、調節してみましょう。
おなかに比べて太もものサイズが大きい場合は、テープを斜め下に向けて止めます。逆に足の方にゆとりが出やすい場合は、テープを斜め上方向に。背中に隙間がある場合は、テープを斜め下方向に少し引っ張ると背中の隙間が改善しますよ。
ミルクを飲んだあとなどは、おなかが少し出ているため、いつもより少しゆとりを出してテープを止めると苦しくありません。お座りする時間が長くなったら、座った状態のほうがウエストのサイズが大きくなるため、テープをゆるめにしてあげるといいですよ。
赤ちゃんのおむつ交換は毎日のこと。この機会に正しい方法を覚えておきましょう!赤ちゃんとママの大切なコミュニケーションの時間でもあり、健康チェックの大切な時間です。おしりの肌の状態やウンチ・おしっこが、赤ちゃんの体調のバロメーターにもなりますよ。(TEXT:津田 玲)