食育にいいとされる農業体験。今回、祖父母が住む田舎へ子どもと出かけてきました。普段は目にすることのない農業風景に子どもたちは大興奮!
農業体験のおかげで、苦手だった野菜を食べようという意欲もわくように。直接見て触れることの大切さを知った体験談をお伝えします。
農業体験で子どもの心を育む!
実際に野菜が育つ姿を見て触れることは、食育にいいとされています。普段は料理でしか見ることのない野菜たちが、こうして実をならしていることに子どもは興味津々。毎日少しずつ育っていく姿を見ると、野菜への愛着もわいてきます。
野菜嫌いの子どもも、こうした農業体験で克復できる子も多くいるようです。また、命あるものを大事にする心が育ち、それが人間関係の構築能力を身に付けることにもつながります。
野菜を収穫してみよう!
とくにいろんな野菜が実る夏は、農業体験に最適な季節。私は子どもに農業体験をさせたいと思い、農業を営む祖父母の家を訪れました。
山々に囲まれた土地で空気がおいしい!そんな中、子どもたちと一緒に野菜の収穫を行いました。
2歳の娘は収穫した野菜をバケツに入れる作業が楽しいのか、何度も繰り返していました。低月齢の赤ちゃんも、野菜を見たり触れるだけでも十分です。食への興味を持つきっかけになるでしょう。
収穫した野菜を食卓に出してみる!
今回挑戦したのは、子どもの苦手な「ナス」です。収穫したばかりのナスを使って、肉巻きなすびを作ってみました。
作り方は超簡単。ナスを縦半分に切り、豚バラ肉をグルグル巻いて蒸し焼きにするだけです。味付けはお好みですが、わが家は醤油と砂糖、酒で味付けしています。焼肉のタレで味付けするのもおいしいです。
子どもに「さっき取ったなすびだよ」と言って、食べさせてみると大好評!この日からナスを克服です。
食育や教育のメリットがある農業体験は、子どもにとって大きな心の成長につながります。最近では農業体験ツアーに参加できる旅行会社もあります。子どもたちに、普段は体験できない機会を与えてみてはいかがですか?(TEXT:みかん)