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「なぜ血が出るの?」どう伝える?生理をタブーにしないために#5歳娘と生理の話

5歳のムーコちゃんと1歳のナナオ君のママ、ちくまサラさん。生理中に一緒にお風呂に入ったときに、ムーコちゃんに「なんで血が出るの?」と聞かれ、生理の話をすることに。ちくまさんには「家では生理の話題OKな雰囲気を」という思いがあり、それにはある理由がありました。

ちくまサラさんは、5歳のムーコちゃんと1歳のナナオ君のママです。今回は、5歳の娘ムーコちゃんとの生理のお話をしたエピソードをお届けします。

 

ある日、お風呂に入っていたとき「血が出ている」とムーコちゃんに言われたちくまさん。以前は「生理だからだよ」と軽く伝えていたそうですが、5歳になったムーコちゃんは「どうして血が出るのか」ということに疑問を持つように。そこで、ちくまさんは生理のお話をすることにしたそうなのですが……。

 

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

 

5歳娘と生理の話

なぜ、5歳のムーコにここまでこまかく話をしてるかというと、それは私の過去の話に由来するのですが……。

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

 

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

 

5歳娘と生理の話

5歳娘と生理の話

 

ミレーナを入れる前は生理の出血が多く、シャワーしている間に2回くらいは流れ出てきてしまっていました。血は不衛生だし、見せるものでもないとは思うのですが、量が量なので隠せるはずもなく、ムーコに何回か指摘されました。

 

元々生理の話はしようと思っていたので、「ママ今生理中だから」「生理中は血が出ちゃうのよ」みたいな言い方をしていたのですが、5歳になり「なんで血が出るのか?」という疑問を持つようになったムーコ。それに対する私の説明は……。


「女の人って赤ちゃんを産めるでしょ。この血は、赤ちゃんのためのベッドなの。

おなかの中にベッドを作って、いつ赤ちゃんがきてもいいようにしてるの。
でも、赤ちゃんがこなかったらベッドはいらないから、出てくるの。
そんで、また新しいベッドができて、また出てきて…っていうのを繰り返してるの」

 

血のベッドという表現は、前にどこかで見て「いい表現だな」と思ったので使わせてもらっています。この説明で、ムーコには伝わってる感じがします。

 

女は全員生理になるよ。と言うと、血が出るの嫌だ! 痛いの嫌だ!と言うムーコ。
気持ちはわかる……。

 

必要以上に怖がらせちゃいけないと思って「ママはそんなに痛くないよ」と言ってるけど、実は結構痛くてロキソニンが手放せないのは…内緒です(ミレーナを入れてからは生理痛はなくなりました!)。

 

ちなみに、私の初潮は小6だったのですが、もう学校で生理について習ったあとだったので、冷静に親に言えました。タブーの雰囲気を感じ取っていたので本当は言いたくなかったんだけど、生理用品のこともあるし言っておいたほうがいいだろうなと思って報告しました。

 

パンツを汚してしまったので洗ったのですが、そのあとに母親から案内された場所。

母親の寝室の、クローゼットの奥の奥に隠されたナプキン。「ここから使いなさい」とだけ言われました。ここまでして隠す?と正直、引きました。


今までは用事があったときに私もそのクローゼットは開けてたんだけど(裁縫道具とか入ってたから)、ナプキンは見たことなかったから、私のために他の隠してた場所から移動させて、そこに置いたんか、と……。

 

しかも、ここまでして隠すのに、私が使ったら母親にモロバレじゃん。
母や姉たちは内緒にしてるのに、なんで私だけ母親にモロバレなの? 嫌だ……。

と思いました。

 

そしてそのナプキン、使ってはみたものの、ものすごく使い心地が悪い。
母親が用意したのはレギュラータイプ(1種類だけ)だったんだけど、使い心地が悪いとか、ほかのナプキンを使ってみたいとか言うのもタブーな空気だったし、モロバレなのも嫌で、中学に入ってからは私は自腹でナプキンを買うようになりました。

 

今思うと「自分の部屋に置くから袋ごとちょうだいよ」とか「もっと大きいサイズのも買って」とか、別にそのくらい言ってもいいんじゃないかと思うんだけど、当時はそんなこととても言えるような空気ではありませんでした。もちろん生理に関する悩みなんか言えるわけない。

 

親になった今思うと、生理用品は必ず必要な消耗品なんだから、トイレットペーパーを用意するのと同じようにナプキンも用意してあげて、子どもには不自由なく使わせてあげるべきだよなあと感じます(別に自分で買ってもいいんだけど、それならその分のお金は出してあげたい)。


生理痛があったら休ませてあげたいし、悩みがあったら相談にのってあげたい。
そのためには、「気まずくなる前」から生理について話をし、生理の話題OKな雰囲気を作っておこう。と、現在に至ります。

 

ムーコには生理のしくみに加えて、家の中で生理の話はOK。
外では話はしないけど、困っている子がいたら助けてあげること。

 

という話もしています。

まだ先だけど、もちろんナナオにもゆくゆくは話していこうと思います。
ムーコに話したことをすべて同じように言う必要はないと思うけど、様子を見つつ……。

 

そんなわけで、私がムーコにどんな感じで生理の話をしているのか、というお話でした。

 

関連リンク:「千曲がり奮闘記~紆余曲折の育児記録~」ホームページ(外部サイト)
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監修/助産師REIKO


 

ちくまサラさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターちくまサラ

    長崎県在住、2児の母。ライブドアブログ公式ブロガー。自分のメンタルや、子供との向き合い方を考察した育児漫画、エッセイ漫画を中心に描いています。

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