私は、鎮痛薬が効かないときもあるほど激重の生理痛持ち。それは10代のころから始まり、社会人になると仕事に支障をきたすほど。そんな私の生理がある理由で「激オモ」から「オモ」レベルにちょっぴり変化しました。
生理痛がひどく、鎮痛薬が効かないことも
10代のころから生理痛がひどく、生理がくるたびに鎮痛薬が手放せなかった私。18歳を過ぎたころからはさらに悪化して、ひどいときには鎮痛薬も効かなくなって……。起き上ることもできず、ベッドにうずくまってひたすら痛みに耐えるだけでした。
あまりに痛みがひどいので「もしかしたら子宮内膜症なのかも」と思い、婦人科で診てもらいました。しかし、病気は見つからず、医師には「生理痛が重い体質ですね」と言われただけ。その後も、生理のたびに効かない鎮痛薬を気休めに飲みつつ、ひたすら痛みと体調不良に耐える日々が続いていたのです。
仕事に支障をきたすほどに悪化して…
社会人になると、生理痛はますます重症化。経血量も増え、なんとか痛みをこらえて仕事に行っても、おなかの激痛で身動きできず、早退させてもらうこともありました。
生理中は、体がつらすぎて、日常生活はもちろん、仕事にも支障をきたしたため、23~24歳のころから頼るようになったのが低用量ピルです。
ピルを服用したけれど…
私の場合、低用量ピルを飲んでも正直、「劇的」と言えるほどの変化はありませんでした。生理痛が激オモで経血量も多かったのが、生理痛が重くて一般的な経血量になった程度。生理による痛みはなくならなかったため、相変わらず鎮痛薬は必須でしたし、飲んでも痛みはゼロにはなりませんでした。
それでも、低用量ピルを飲む前に比べたら、痛みも多少は軽減し、日常生活に支障をきたすようなことは減ったなとは感じます。途中、数カ月間のブランクがあったりもしましたが、結婚して子どもを望むようになった30歳まで飲み続けました。
大きな効果とまではいきませんでしたが、多少は軽減されたので、もっと早く低用量ピルを飲めばよかったと思いますし、生理痛改善の有効な手段の1つだと思います。ただ、まだまだ日本では「ピル=避妊」のイメージが強いんだなということも感じました。
正しい知識が広がって、生理痛の苦しみから解放される女性が1人でも多く増えればいいなと思っています。
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監修/助産師REIKO
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文/川井さんの奥さんさん