産前に各種手続きを確認・夫とシェア
出生届や児童手当などの申請に、何が必要でどうやっておこなうのかまったく認識していなかった私。そこで妊娠33週のころに私が役所へ行って手続き方法を聞き、確認した内容や、マイナンバーカードや印鑑などの準備物、役所の何階のどの窓口といったことまでメモにまとめ、夫に内容を伝えました。
提出する書類を事前に役所からもらっていたので、産後は2人で書類を書いて夫に提出をお任せできたのです。準備物も抜かりなく用意していたので、スムーズに手続きができ、産後の慌ただしいときに助かりました。
親族の連絡先を共有・産後の連絡を依頼
出産報告やもしものトラブルに備えて、夫に私の実家や親族の連絡先、また、出産の報告をしてほしい親族もリストアップして書面で伝えました。
結婚から数年経っていましたが、SNSでの連絡がほとんどであったため、実家の固定電話や両親の携帯電話番号を夫が知らなかったことがわかり、確認する良いきっかけになったというメリットも。また、出産の報告は夫に任せていましたので、産後に絶え間なく届く連絡に慌てて返信する必要がなく、ゆっくりと休めました。
育児について2人で確認・練習
妊娠24週のときに自治体の両親学級に参加し、さらに2人で育児用ミルクの作り方やチャイルドシートの取り付け方を確認。退院後、私が授乳している間に夫がささっと育児用ミルクを作ってくれたので非常に助かりました。哺乳びんの消毒グッズやおむつ用ゴミ箱のように使い方がやや難しいものは、使い方の紙を壁に貼っておいたので、お願いするときもスムーズに。さらに、赤ちゃんの日用品の買い物も事前に一緒に行ってよかったです。
育児用ミルクや紙おむつだけでなく、哺乳びん用の洗剤やベビー用の洗濯洗剤なども種類が膨大で悩むベビーグッズの買い物。事前に一緒に行って商品を確認していたので、産後は夫に買い物をお任せできました。ほかにも、入院中に医師や助産師さんから受けた育児のアドバイスはスマホにメモをして夫に共有していたので、情報の伝え忘れを防ぐことができてよかったです。
「紙に書いておく・スマホのメモ機能を共有する・実物を一緒に確認する」といった目に見える方法で育児準備の情報を共有していたので、何度も夫に伝える必要がなくてよかったです。夫と情報を共有しておくことで、自分にもしものことが起こったときでも、子どもや夫に迷惑がかからないと感じました。子どもが生後5カ月になった今でも予防接種や健診のことなど、育児関連のことを夫と共有するようにしています。
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監修/助産師REIKO
著者:田淵 未希
0歳女児の母。管理栄養士の資格を取得。病院管理栄養士の経験を生かして主に栄養や食のジャンルに関わる記事を執筆中。