業務スーパーの「いわしのハーブ漬け」はレモンとトマトの全2種類。お値段1袋108円(税抜き)という安さに加え、レトルトタイプなので缶詰よりも収納場所を取らないのもいいんです。
1~2人分の食べ切りサイズ!
日々の食卓、どうしても肉ばかりになりがち。それだけに時には子どもや体のことを考えて魚も食べたいですよね! 生魚や干物も買いますが、いざというときはさば缶やさんまの蒲焼缶などがあると便利。今回ご紹介するのはそんな魚の缶詰系メニューである「いわしのハーブ漬け」がレトルトになったもの。
しかもパッケージに書かれているように「国産いわし使用」なのがうれしい(ただし加工はタイで行っているため原産国はタイの輸入品になります)!
内容量はレモンハーブ漬け、トマトハーブ漬けともに100g。1~2人で食べ切るのにちょうどいい分量。大容量が多い業務スーパーのなか、これは1~2人暮らしの人や母子2人の昼ごはんにちょうど良いサイズなんです。単身赴任のお父さんにもおすすめです。
どちらもこれからの季節にぴったりのさわやかな味わい
レモンハーブのほうは国産いわしを砂糖、塩、レモン果汁、タイムで味付けしてオイル漬けに。トマトハーブはトマトとガーリックペースト、バジル、砂糖、塩、こしょう、酢で味付けしてオイル漬けにしています。
調理済みの商品なので、そのまま食べてもOK。耐熱皿に出してラップをかけ、レンチンするか、袋のまま湯せんするかで食べられます。
まずはそのまま実食! ちょっと驚きの身の厚み・大きさとふんわり具合でした。108円で結構な大きさのものがごろごろ入っているとは! しかも身はふんわり。これなら子どもも食べやすいですし、料理に使う際、箸や木べらでほぐしやすくて良いですよね。
ただしどちらもそのまま食べるとちょっと物足りない感じ……。でも、だからこそアレンジが効きやすいんだと思います。私的には圧倒的にアレンジして使うことをおすすめします。
時間がないときにどうぞ! レモンいわし丼
オイルサーディンの缶詰を使ってよく作る丼を、レモンハーブ漬けで作ってみました。
レモンハーブ漬けは湯せんで温めるか、レンチンします。茶碗にご飯をよそい、温めたレモンハーブ漬けとねぎのみじん切りや大葉をのせます。さっと醤油を回しかけ、レモンを絞ったらかっこんでください! これ、家で作れる“漁師メシ”ですから豪快に“かっこんで”食べるのもポイントです(笑)。
オイルサーディンで作るよりも、レモンハーブ漬けで作ると俄然さわやかな味に仕上がりました。醤油ではなく、ナンプラーをかけるのもおすすめです。
パスタソースとして使っても!
そしてトマトハーブのほうは、パスタソースとして使ってみました。
フライパンにトマトハーブ漬けを開け、火にかけます。パスタとブロッコリーがゆで上がったら、大さじ1杯分のゆで汁と一緒にフライパンに投入。このとき一気にソースをパスタが吸い上げますから、オリーブオイルを全体に回しかけてください。1分ほど炒めたら、最後に塩、こしょう、ハーブソルト、ガーリックソルトなどで調味します。
100gしかないので、1人分100~120gのパスタソースとしてはちょっと足りないんですね。なのでゆで汁で調整します。薄めた分、味も薄くなりますから最後の調味は忘れずに。
味は美味! しっかりとハーブが効いたトマトソースはかなりのクオリティですよ!
DHAやEPAがとれる青魚は子育て世代はもちろん、私たち現代人が積極的にとりたい栄養素。それだけにこうした手軽に使えるレトルト食品はありがたいですよね。
ご飯やパスタのほかにも、炒め物やトマト煮、炊き込みご飯にも使える「いわしのハーブ漬け」シリーズ。ぜひ、キッチンに取り入れてみてくださいね。
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。