パパ・ママを合わせて「パマ」と呼ぶ
子どもが生後11カ月のころ、少しずつ単語が話せるようになりました。初めて話した言葉は「ママ」、その次が「パパ」でした。そしてたまに間違えてパパのことをママ、ママのことをパパと呼ぶようになりました。
私も「パパ」と呼ばれるたびに「ママだよ」と訂正していましたが、子どもはそれが面倒くさくなったのか、次第にパパとママのことを合わせて「パマ」と呼ぶようになりました! この「パマ」呼びは1歳3カ月ごろまで続き、自然となくなっていきました。
かわいい言い間違いはほかにも
子どものかわいい言い間違いはほかにもあります。例えば「いいにおい」を意味する「うんごい」。お花をかいで「あぁ~、うんごい!」としみじみ感じ入る様子にはつい笑ってしまいます。
花の香りをじっくりと楽しみ、感動している気持ちが表れた言葉だと感心します。ほかにも単純に、「アンパンマン」を「あんまん」と言ってみたり。本人は真剣に「あんまん」と呼んでいるので、笑いにしないようにそっと突っ込んだりしています。
言い間違いへのわが家の対処方法
このようにたまにかわいい言い間違いを披露してくれる子どもですが、わが家の場合は気持ちを伝えようとする姿勢がまずは大事だと思っているので、子どもの言い間違いを強くは訂正しません。
その代わりに、言葉を繰り返したあとに言い換えるようにしています。例えば「パマ」と呼ばれれば一度返事をしてから「ママだよ」と返し、子どもが花をかいで「うんごい」と言えば「そうだね、うんごいね。いい香りだね」などと言っています。
言い間違いは、子どもならではのあどけなさや感性が表れているようでとてもかわいいものです。そんな言い間違いを短い期間の楽しみだと思って付き合っていきたいと思っています。将来、大きくなった子どもと「こんな言い間違いをしていたんだよ」と思い出話として話せる日を楽しみにしています。
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イラストレーター/山口がたこ
監修/助産師 REIKO
著者:藤野 まい
2歳男児の母で、ただいま第二子(男児)を妊娠中。インテリア業界出身で、結婚を機に退職。現在は、転勤族の暮らし・子育てをより楽しむためのインテリアの工夫や、転勤族ならではの生活の楽しみ方や、悩みについて記事を執筆している。