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「ギャアッ!」突然、大泣きした娘。気づかないうちにやけどしていた!?食事の仕方を反省した体験談

娘は1歳になりたてのころ、夕方になると毎日のようにぐずっていました。その日も、抱っこであやしながら食事をしていると大泣きし始め、なかなか泣き止みません。「またぐずってる……」と困っているうちにようやく娘は落ちつき、ほっとしていた私。大泣きするのも当然だったことに気づいたのは、翌日のこと。娘は手の指にやけどをしていたのです!

夕食中に突然娘が大泣き

1歳になったばかりの娘は、夕方になると1日の疲れが出てくるのか、連日グズグズ……。私は娘をひざに乗せ、左手で抱きかかえた姿勢で自分の食事をしていました。テーブルに乗りだす姿勢で右手だけ使って食べることが常態化していたある日。

 

娘が突然「ギャアッ!」と声をあげて泣き出しました。普段は食事を中断してあやすと落ち着くのに、なかなか泣き止みません。「どうしたんだろう? 今日は機嫌が悪いな」。そう思ったものの、しばらくすると娘が泣き止んだため、その後はいつもどおり過ごして就寝しました。

 

だんだん手の指に異変が! 病院へ駆けこむ

翌朝、保育園の支度をしているとき、娘の右手の中指が少し腫れて赤くなっていることに気がつきました。「怪我してる?」と心配になったものの、怪我の原因に心あたりはありません。不審に思いながら、私は娘の指を水洗いして消毒液と絆創膏で手当て。娘は特に痛がる様子もなく登園しました。

 

ところが、夕方お迎えに行くと、保育士さんから「手の指が腫れて化膿しているみたいです」と報告が。保育士さんが貼り替えてくれた絆創膏をはがしてみると、娘の指は赤く腫れ、痛々しい姿に⋯⋯。あわてて近所の皮膚科へ駆けこみました。

 

 

化膿した指…応急処置していれば!

お医者さんに「やけどですね。どこでこんなになったんですか?」と聞かれて、「やけど……?」。必死に心あたりを探した私。もしかして! 昨日娘が大泣きしたとき、私は味噌汁の具を食べていました。娘が引っくり返さないよう、お椀はテーブルの真ん中近くに置いていたつもりでした。

 

でも、何かの拍子に熱い味噌汁が娘の指に飛んだのかもしれません。娘の指に軟膏が塗られ、包帯でぐるぐる巻きになったのを見て、「ごめんね⋯⋯熱くて痛かったよね……」と、私はとても後悔をしました。1日2回薬を塗り直し包帯を取りかえ、2日に1度通院をしながらやけどの経過観察をしました。

 

 

治療の甲斐あって、娘のやけどはきれいに治りました。ですが、すぐに患部を冷やしていれば、腫れて化膿せずにすんだのではないかと悔やまれます。あれ以来、娘を抱っこしたまま食事をするのはやめました。やむを得ないときには細心の注意を払い、わが子の様子がおかしいときは早めに原因に気づいて対処できるよう心がけています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/助産師 REIKO


著者:森 あゆみ

4歳男児、1歳女児の母。図書館司書として10数年間勤務ののち退職し、アラフォーで2児を出産。現在は自宅で絵本の読み聞かせを楽しみながら、ライターとしておでかけ情報や育児体験談などを執筆中。

 

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