わさびです。私が経験した、婦人科の病気のお話です。
私は20歳のとき、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)が判明しました。それからの治療、そして妊活では、いろいろと悩んだり、苦しんだり……。そんな私の治療、妊活、そして産後までをマンガにしました。再発の可能性はありますが、現在は完治しています。同じ病気の方は、けっこう多いかなと思うので、こういう事例もあるのだと参考程度に読んでいただけたらと思います。
※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。本来は子宮内にあるはずの子宮内膜が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
※低用量ピルを飲み忘れた場合の対応は、飲み忘れた日数によって異なります。
私がピルを飲み始めた10年前は、ピルがまだ主流じゃなかったのか、ピルを飲んでいる人は私の周りには1人もいませんでした。なので情報が少なく、よくわからないので
「副作用が怖い」という子が多かったように思います。私はあまり考えずに飲んでしまいました。
次にレディースクリニックに行ったときに、先生に副作用のことをいろいろ聞いたのですが、「今のピルは優秀だからあまり気にしなくても大丈夫。むしろ、飲まないで生理痛をがまんしたり、子宮内膜症を放置するほうが怖いからね。飲むことのメリットのほうが多いのよ」と言われました。
確かに生理はものすごく軽くなるし、すぐに終わるから快適。生理がいつくるのかも簡単にわかるし、少し日にちをずらしたいときには自分で調整してずらせるので、わざわざクリニックに行かなくてもいいし。本当におすすめです。
調べてみたら、今はオンライン診療があって便利なんですね! でも、低用量ピルだけでも種類もたくさんあるし、よくわからない方も多いだろうな〜と思いました。
さて、今後チョコレートのう胞が暴れ出します。
監修/助産師REIKO