1人目のときとは違った妊婦生活。次から次へといろいろなことが起こり、不安でいっぱいでした。そんな私の妊娠中から出産までの体験談をお話しします。
突然の大出血!痛みのなかった切迫流産
ある日、普通に家で座ってテレビをみているときに、破水感に近い何かが流れる感じがしました。痛みはなかったのですが、トイレで見た大出血にあせってすぐに産院へ。私の場合、血液をサラサラにする不育症の治療薬を投与していたために、悪い方に働いてしまったようです。
エコー検査の画像を見て真っ青になりました。すぐに車椅子に乗せられ、そのまま入院。1週間の絶対安静でした。
臨月の健診で低置胎盤の恐れが発覚……
退院後も出血がしばしばありましたが、なんとか無事に臨月を迎えました。ところが健診で、胎盤と子宮口が近いという診断が。このままだと出産時に大出血する心配があるので、施設が整った大病院に転院した方がいいかもしれないと言われてしまいました。
ここまできて知らない病院に行くのは嫌ですし、何とかしてその病院で産めないかと祈るのみでしたが、数日後の健診で無事に低置胎盤も回復しました。
1人目は難産、今回は!?
予定日も4日過ぎ、1人目のときも陣痛促進してからかなりの難産だったので、今回も促進することに。
ところが点滴をして15分もしたらあっと言う間に子宮口が全開に!まだまだ生まれないと思っていた家族に連絡する時間もなく、すぐに分娩台に移動し、あっと言う間の出産でした。前回の長時間の苦しみが短時間に凝縮された感じではありましたが、産後の回復もよく、とても安産でした。
このように予測できない事態が起こりやすい出産シーンですが、「どんなことが起きても赤ちゃんも頑張ってるんだ、苦しいのは自分だけじゃない」ということを忘れずにいることが大切だと実感しました。(TEXT:mamioke)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。