言葉を話せるようになってきた次男
4人きょうだいの末っ子の次男は、6歳の次女と保育園に通っています。いつも次女と一緒にいるので、次女が話す言葉のよくマネをする次男。「ママ」から始まり、少しずつ単語から話し始めた次男は、2歳を過ぎてから言葉の急成長をみせています。
あるアニメを見ていたとき、食事のシーンで主人公が「うまい!」と言っていたのを見て、次男も「うまい!」というように。16歳の長男も「うまい」と言いますが、アニメの印象が強かったようで、何かを食べると「うまい!」と何でもおいしそうに食べてくれます。
保育園での様子は?
保育園から帰ってきて手帳を見ると、次男が保育園の給食のとき「まい! まい!」と言っていますが、何のことですか? と書かれていました。家では「うまい!」と言っているんだとわかって聞いていたので、はっきり話せていると思っていましたが、初めて聞く先生にはよくわからなかったようです。
次の日の手帳で「うまい!」と言っていると思いますと返事を書き、「そうだったんですね~」と理解してもらえました。ただ、「うまい! じゃなくて、おいしい! だよ!」と2歳のお友だちから指摘されていることを先生から聞き、驚きを隠せませんでした。
いつの間にか変わっていた
それからいつの間にか家でごはんを食べているとき、次男は「おいし!」と言うようになりました。上のきょうだいたちが「うまい?」と聞くと、「おいし!」と言い返します。何度かそれを繰り返し、上の子たちは次男に「うまい!」と言ってほしそうですが、そのやり取りがおもしろくて思わず笑ってしまう私。
ただ、2歳といえどお友だちの影響力はすごい! と感心してしまいます。まだまだこれから言葉を覚え、2語、3語と話せるようになる時期。会話できるようになるのが楽しみですが、きっとこれからも保育園の先生やお友だちからたくさんのことを学んでくるのだと感じています。
「うまい!」とおいしそうに食べていた次男。まさかのお友だちのダメ出しに、今では「おいし!」と同じように食べてくれます。車の種類や色も言えるようになってきたので、いろいろな言葉を教えてあげようとするきょうだいの姿もおもしろいもの。言葉を話せるようになってきた時期ならではの次男の言葉に癒やされています。
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監修/助産師 松田玲子
著者:松田みさと
長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。