食事の椅子から抜け出そうとする娘
娘の食事は、テーブル付きのスイングに座らせて与えていました。娘は食への関心が少なく、いつもあまり食べずにスイングから出てしまっていました。そんなある日、17時ごろの食事の時間に、娘はいつものようにスイングから出ようとしてバランスを崩してしまい、頭から落ちてしまったのです。
そして、スイングが窓付近にあったため、娘は窓枠部分に頭をぶつけてしまいました。ぶつけた直後は大泣きしていましたが、その後はいつも通りに過ごしていました。
夜中に嘔吐
普段、嘔吐することが少ない娘でしたが、寝る前の21時半ごろに突然7~8回嘔吐をしました。吐いたあとは娘はいつも通りの様子だったものの、私は夕食時に娘が頭を打ったことが気にかかりました。そこで、家に医師がきて診察してくれるサービスに電話をかけたところ、「念のため救急車を呼んでください」とのこと。
救急車を呼び、22時ごろに脳外科に搬送してもらいました。娘は、CTスキャンが怖くて泣き叫び、夫と検査技師さんが2人がかりで押さえて一緒に入ることに。検査の結果、何も問題がなかったことが救いでした。
反省と対策
スイングから娘が出ようとしていたときに、「いつもうまく出られているから大丈夫だろう」⋯⋯そんなふうに思ってしまったことを反省しました。私は同じような事故が起きないためにはどうすれば良いのかを真剣に考え、環境の見直しが必要だと思いました。
そして、娘の食事は私の膝の上で食べさせることに。娘は、スイングに付属している子ども用のテーブルではなく、親が使っているテーブルで食べたかったようです。食べる場所を変えてからは、娘は落ち着いて食事をとるようになりました。
地域の子どもセンターの方からアドバイス
地域の子どもセンターの方に家具の配置を見てもらって、アドバイスをいただきました。
スイングは窓枠から離れた場所に設置。他にもテレビ台とテーブルをくっつけて、家具と家具の隙間部分を歩けないようにすることで、まだおぼつかない足取りの娘がつまずいてケガをしないような家具の配置に変更することができました。それ以来、生活全般において「危ない!」と感じることがグっと減りました。
いつもできているから「大丈夫だろう……」。こんなふうに油断して、娘が危険な目にあってしまいました。24時間子どもにつきっきりでいることはできません。自分が目を離すときがあるのを見越して、子どもにとっても、自分にとっても安全に過ごせる環境づくりが大切だと感じました。
※スイングなどの椅子に赤ちゃんを座らせる際は、付属のベルトをしっかり締めるようにしましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 REIKO
著者:本田 ひな
1歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。
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最後に書かれているこれに尽きる。
食事中はベルトで固定、食べ終わったらベルトを外して子どもを下ろしていれば、自分から横抜けして落ちるという危険は無かったでしょうね。
保育園には管理栄養士として勤めていたようですが、そういう危険性は考えなかったなかな。