性器を触って遊んでいた結果、悲劇が!
息子は3歳ごろから自分の性器に強く興味を持ち、家の中では隙さえあればパンツをおろしては触って遊んでいました。何度注意してもさらにおもしろがって触るので、「今はそういう時期。そのうち落ち着いてやめるだろう」と思い、特に対策を打たないままにしていました。
するとある日「ちんちんが痛い!」と泣きながら訴えるので見てみると、真っ赤に膨れ上がっていたのです! 放っておいたら悪化してしまうことが目に見えてわかる状態だったので、すぐに小児科に連れて行きました。
ばい菌が入って真っ赤に膨れ上がっていた
小児科で診てもらうと、「触っているうちにばい菌が入ってしまったんでしょう」と予想通りの回答。「そりゃそうだよね」と思っていると、「お母さんも、しっかりと皮を剥いて洗ってあげていますか?」と聞かれました。
先生からは「子どもが痛がらない程度まで皮を剝き、せっけんで丁寧に洗う習慣をつけないと毎日の汚れが炎症を引き起こしたり細菌が入り込んでしまうから、今のうちからしっかりと子どもにも教えるように」とのこと。特に薬の処方はありませんでした。
正しい洗い方を徹底!
女性の私には、男の子の性器の正しい洗い方があることすら知らなかったので、少し戸惑いました。しかし、性器トラブルが繰り返し起こらないためにも、その日から正しい洗い方でおこなってみることに!
息子に「痛くないところまで、ちんちんのあがる部分をゆっくりあげてみてごらん?」と伝えるとスムーズにできたので、よく泡立てたせっけんでやさしく洗い、よくすすぎ、清潔なタオルで拭くことを習慣化しました。
一度痛い思いをしている息子は、二度とあんな思いをしたくないようで、その日から毎日念入りに洗うようにしています。せっけんの洗い残しがないように、シャワーでよくすすぐようにしてからは、ばい菌が入って膨れてしまうようなトラブルになったことはありません。小さなころから、子どもが自分でできるようにサポートしていくことが大切だなと感じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 REIKO
著者:大井絵衣
5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。