テレビを見て29歳で婚活を決意
ある日のことです。私はテレビのバラエティー番組の婚活特集を見ているうちに、「いつかは結婚したいとか言ってる場合じゃない」「今から婚活始めないと一生結婚できないかも」「ずっと恋人いなかったから、一から恋愛するなんてハードルが高すぎる」と焦り、不安に駆られてしまいました。
当時もマッチングアプリや街コンは存在しましたが、マッチングアプリは現在ほど一般に浸透しておらず、使用する勇気が出ませんでした。また、街コンに参加してみたものの、一度に複数の初対面の人達と交流するのは私には向いていなかったようで、強いストレスを感じ……。
アプリも街コンも上手く活用できず、ひとりでは何から行動すべきかわかっていなかった私は、とりあえず番組で取り扱われていた結婚相談所へ行ってみることにしました。
お試しのつもりで結婚相談所へ
初めて結婚相談所へ行ったときの印象は、「ちょっとしたエステサロンみたい」というもの。
白が基調の落ち着いた雰囲気の受付から、半個室のカウンセリングルームに通され、黒のスーツに身を包んだカウンセラーさんに「真剣に結婚相手を見つけたいと思っていること」「プライベートや街コンでは結婚相手を見つけるのが難しかったこと」「ひとりでは何から手を付ければいいかわからず困っていること」を相談しました。
お試し相談のつもりで行きましたが、私の悩みに真剣に寄り添いながらヒアリングしてくれるカウンセラーさんの様子に、安心感を覚えました。
入会の決め手は「マラソンのコーチ」
決め手となったカウンセラーさんの言葉は、「私どもはマラソンのコーチと同じです。ご成婚というゴールに向かって走るお客様を支え、励まし、伴走します。共に走り抜けましょう」というもの。
「そうか! 結婚相談所なら、ひとりで悩むんじゃなくて、カウンセラーさんと二人三脚で婚活を進めていけるんだ」と感動した私は、その場で入会を決意。それからは時に厳しく叱咤され、時にやさしく励まされ、10カ月の婚活マラソンを走り抜き、運命の相手と出会ってプロポーズ成立。無事に成婚退会することができました。
「ひとりで婚活をやり遂げられる自信がない」タイプの私には、カウンセラーさんにコーチングしてもらえる結婚相談所という形式が合っていたようです。もし私の友人が同じように悩んでいたら、「一度結婚相談所に行ってみると良いきっかけになるかもよ」と伝えるつもりです。
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著者/ココロナナコ