年長さんになったら…
場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)とは、簡単に言うと、家や家族の前では話せるけど、社会的な状況では話せなく(声が出なく)なってしまう疾患です。あまり知られていない疾患ということもあり、家族や本人でさえ場面緘黙症と気づかずに苦しんでいる場合が多いようです。
わが家も、気づくまでに時間がかかったので、その経過をざっくりとお伝えできたらと思います。あくまでもわが家の場合ですが、どなたかのお役に立てたらうれしい限りです。
次女ちゃんは、年長さんになってから初めて、保育園への行きしぶりが出てきました。当時は、給食を主な理由にしていましたが、今となっては、いろいろプレッシャーが大きかったのが負担だったんだろうなぁと思います。行きしぶりはあったけど、行ってしまえば楽しく過ごせていて、結局お休みせずに通えていました。
※場面緘黙症(ばめんかんもくしょう):言語能力は正常なのに、学校など特定の場面や人に対して、話すことができないという小児期特有の状態です。選択性緘黙症とも言います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子