3カ月ちゃんってどんな感じ?
体重は出生時の約2倍、身長も12〜13cmほど伸びますが、体格差も出てくるようになります。大脳が発達し、満腹感がわかるようになってくるので、授乳の間隔も伸びてきます。そのため、日中に起きている時間が長くなり、夜まとまって眠るようになる赤ちゃんも。あやされると声を出して笑ったり、泣き方にも表情が出てくるので、より一層かわいさが増してくる時期です。生後3カ月を過ぎるとうつ伏せにしたときに少しの間頭を持ち上げられるようになります。
この時期特有のしぐさって?
寝返り
赤ちゃんが自分の力で横向きになって、そのままゆっくりうつ伏せになるのが「寝返り」です。生後3~4カ月ごろになると、首を動かして気になるほうへ顔を向けたり、足をよく動かしたりと、だんだん動きが活発になってきます。赤ちゃんが寝返りをし始めるのは平均的には生後5~6カ月ごろと言われていますが、何かの拍子にクルンと寝返りできてしまう子もいます。赤ちゃんが寝返りをするようになったら、思わぬ事故につながることもあるので、赤ちゃんスペースの環境を見直してみましょう。
指しゃぶり
自分の手に興味を持ち、口に入れて確認しようとします。指でなくこぶしをしゃぶる赤ちゃんも。またガラガラなどが握れるようになるので、おもちゃをなめることも。この時期の指しゃぶりは発達過程の1つなので心配はいりません。
社会的微笑
あやされたりしてうれしいときや、人の顔や声に反応したときに表情豊かに笑うようになります。生後3カ月ごろの赤ちゃんが最もよく社会的微笑を見せると言われています。楽しいと感じると声を出して笑ったり、不快なことは泣いて訴えたりと表現や表情もより豊かになってきます。
生後3カ月を過ぎると、体格や生活リズムに少しずつ違いが出てくるようになります。あやすと声を出して笑ったり、不快なことは泣いて訴えたりするなど、赤ちゃんとのコミュニケーションも楽しくなってきます。赤ちゃんのお世話が少しラクになったと感じられる瞬間も出てくるかもしれませんね。