孫への並外れた期待
義両親にとっての孫は、わが家の娘と息子の2人だけ。それもあってか、とにかくこの2人への期待度が並外れています。まだおむつもとれていないような時期から、特定の学校への進学や、特定の職業をすすめられたり……。
はじめのころは微笑ましく聞いていましたが、あまりにすすめてくるので、最近は少し煩わしささえ感じるようになっています。爺バカ、婆バカなのだなーと穏やかに聞き流したいとは思うのですが、こちらに気持ちの余裕がないとなかなか難しいのが実情です。
夫に言いたい、聞きたいことがすべて私に
他人の私からみても良好な親子関係だと感じる夫と義両親ですが、そこには成人した息子と実親という照れがあるのか、嫁である私の前ではあまり会話をしません。その代わりに、なぜか私を間に挟むのです。
「仕事の調子はどうか」「昇進はしたのか」など、「直接本人に聞いてください」と言いたくなるようなことから義父のサラリーマン時代の苦労話まで、夫ではなく私に話してきます。「本当は夫に聞きたい、聞かせたい話なのだろうな」と思いながら会話をしていますが、あまりに長いと少し疲れてしまいます。
親族の職業、進学先を話してくれるけれど…
義実家の親族の多くは遠方で、それほど頻繁に交流があるわけではありません。そのため、嫁の立場である私には、誰が誰なのか何度聞いても覚えきれないのが正直なところ。
せっかくの訪問なので、会話を楽しみたい気持ちはあるのですが、義母の従兄や義父の兄嫁など、知らない人の話がほとんどなので、反応に困ってしまいます。その子どもや孫の職業や進学先などの情報も共有してくれますが、ますます誰のことかわからず、また少しプレッシャーにも感じたりして、気付けば疲れている自分がいます。
義実家を訪問すると、いつも温かく迎えてもらい「来てよかったな」と思うのです。ただ、帰宅するとなんとも言えない疲労感に見舞われることが多いので、今回その原因を整理してみました。そして自分なりに整理してみたところ、他愛もないことが原因なのだということに気付きました。義両親は孫や私を想っていろいろ話してくれています。ときには聞き流したりもしながら、できるだけ会話を楽しみ、良好な関係を保っていきたいと思いました。
ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!
著者:川木みさ
7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。