長女は1歳で歩き始めたので、それくらいには歩くものだと思っていた私でしたが、下の双子たちは1歳をすぎても歩かず、1歳3カ月になろうとしていました。
周りには歩く子が増えてきて気持ちはあせるばかり。同じような悩みをお持ちのママに子どもが歩く時期について思うことをお伝えしたいと思います。
そもそも「赤ちゃんがひとりで歩く」ということ
わが家の双子は、長女より運動能力が劣っているとか、歩き出す環境が整っていないとかそういったことはなかったように思います。歩かない悩みを、同じ双子を持つお母さんに話したら、その双子ちゃんは1歳3カ月を過ぎても歩かないということでした。
わが家は幸い、この話をした辺りから2人とも徐々に歩き始めました。偶然なのでしょうが、悩んだら抱え込まず、周りにその思いを吐き出すのもいいと思いますよ。
赤ちゃんの歩き始め、データで見る平均値は?
2人にひとりが「○○できた」時期をあるデータで見てみると、はいはいができた時期は7~8カ月、つかまり立ちができた時期は8~9カ月、ひとり歩きができた時期は1~1歳1カ月なんだとか。この時期を過ぎると8割以上の子が、それぞれできるようになっています。
このデータを見る限り、わが家の1歳3カ月の双子は、やはり歩きだすのが少し遅いほうだったようです。1歳4~5カ月付近でひとり歩きをしないからと気がかりなら、一度小児科の医師に相談してみるとママの気持ちも落ち着くかもしれません。
環境を整えて子どもの成長を待つ!
「みんなができて自分の子ができない」という状況は親としてはとても苦しいものです。しかし腰が座って、足に筋肉がしっかりとつかないと赤ちゃんは歩くことができません。
安全に歩けるスペースを作って、つたって歩けるものをおいておくと、足の成長を促すきっかけになります。わが家は寝室からリビングに、座椅子を倒れない角度をつけてつなぎ、伝い歩きの練習台にしていました。
わが家の双子がしりもちをついたり転んだりしながらバランス感覚を養い、徐々に足に筋肉をつけてやがて歩き始めたのが1歳3カ月でした。赤ちゃんが安心して歩けるように環境を整えてあげて、気長に成長を見守りながら「あんよデビュー」を迎えてあげてくださいね!(TEXT:楠田りら)