今年も「と止めネーム」が大人気でした! 2021年生まれの男の子に人気だった名前のよみランキングTOP20をご紹介いたします。
1位 はると
2018年以降3年連続よみランキング首位の「はると」が圧倒的な人気です。
「陽翔」「大翔」「悠人」「悠斗」「陽大」「陽斗」「颯人」「悠翔」などが実際に名づけられ、太陽をイメージする「陽」、空を羽ばたくようなイメージの「翔」、おだやかな印象の「悠」を用いた、スケールの大きな名前が多かったようです。
2位 りく
2020年の4位から2位へとランクアップした「りく」。「陸」「凌久」などが実際に名づけられました。
どこまでも続く壮大な陸地を連想させる「陸」や、力強さを感じる「凌」などの漢字を用いることで、男らしいイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
3位 みなと
2020年は2位だった「みなと」が、今年は3位。港は人や物が集まることから、魅力的な人という印象を受けます。「湊」「湊斗」「海斗」「湊翔」などが実際に名づけられました。
船や人が集まり賑わう場所である「湊」や、壮大なイメージのある「海」など、海辺に関する漢字を用いた名前に人気が集まりました。
4位 あおと
2020年の9位から、2021年は4位へと大きく順位を上げた「あおと」。「蒼大」「碧斗」「碧人」「蒼人」「蒼翔」などが実際に名づけられました。
草木が生い茂る様子を意味する「蒼」や、自然の生み出す美しい青緑色を意味する「碧」の人気が高い傾向にありました。
5位 そうた
2020年のよみランキングでは3位という結果の「そうた」。「蒼大」「湊太」「奏大」「奏汰」「奏太」「颯太」「奏多」「蒼太」「颯汰」などさまざまな漢字で実際に名づけられました。
音や声をそろえて奏でるという意味のある「奏」は、調和や芸術性を感じさせる漢字。「そう」という響きがおだやかで爽やかな印象を受けるようですね。同名の芸能人では、俳優の福士蒼汰さんが活躍されています。
6位 はるき
2020年のよみランキングでは5位にランクインした「はるき」。「悠生」「悠希」などが実際に名づけられました。
遥か遠くのんびりしている様子を意味し、「悠然」「悠々」などにも用いられる「悠」が人気。「のびのびと育ち、安心感のある人になって欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。
7位 ゆいと
2020年のよみランキングでは8位にランクインした「ゆいと」。「結翔」「結斗」「悠翔」「結仁」などが実際に名づけられました。
2021年漢字ランキング21位にランクインし、人とのご縁や結びつきを表す「結」が大人気。落ち着いた印象を受ける「と止めネーム」です。
8位 ゆうと
2020年のよみランキングでは6位という結果だった「ゆうと」。「結翔」「悠人」「悠斗」「結斗」「悠翔」などが実際に名づけられました。
おだやかな印象の「悠」、人とのご縁や結びつきを表す「結」が多く用いられました。やさしい雰囲気の「長音ネーム」です。
9位 あおい
2020年のよみランキング11位からランクアップした「あおい」。「蒼」「碧」「蒼空」「葵」「蒼生」「蒼太」が実際に名づけられました。
「あおい」は2021年女の子のよみランキングでも6位にランクインしており、男女関係なく人気があるのがわかりますね。
10位 そうま
2019年、2020年と2年連続よみランキング12位から、今年は10位へ順位を上げた「そうま」。「颯真」「蒼真」「壮真」などが実際に名づけられました。
爽やかな印象のある「そう」というよみに、誠実で真面目な印象を受ける「ま」を止め字に用いた名前で、どことなく落ち着いた印象を受けるようですね。
11位 ひなた
2020年は7位だった「ひなた」。「暖」「陽向」「陽太」「陽大」「陽」「太陽」などが実際に名づけられました。
暖かくなる時期に、太陽を意味する「陽」を用いて人気が高まる傾向にあるようです。ちなみに2021年女の子のよみランキングでも23位にランクインしており、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の一つと言えるでしょう。
12位 かいと
2020年の14位からランクアップした「かいと」。実際には「海翔」「海斗」「櫂」などの漢字が用いられました。
同名では音楽バンドMr.Childrenのボーカリスト兼ギタリスト・桜井和寿さんの息子、櫻井海音さんが同名で俳優やドラマーとして幅広く活躍されています。
13位 そら
2020年のよみランキング15位から順位が上がった「そら」。「蒼空」「空」などが実際に名づけられました。
その字の通り大空を連想させる「空」を用いた名前が多く、スケールの大きさを感じじます。「そら」というよみは女の子よみランキングでも76位にランクインしており、男女どちらにも名づけられ、親しまれています。
14位 いつき
2020年よみランキングでは10位にランクインした「いつき」。「樹」や「一樹」が実際に名づけられました。
「生えている木」を意味する「樹」。「大樹」「樹木」「樹林」など木々が生い茂る様子をイメージし、漢字ランキングでは20位にランクインしています。
15位 はる
2019年のよみランキングでは17位、2020年は16位という結果だった「はる」。今年は15位へとランクアップ。実際の名づけには「暖」「陽」「晴」などが名づけられました。
その響きのとおり、暖かな様子を連想させるような漢字が多数用いられました。毎年春に多く名づけられる名前の一つです。
16位 あさひ
2020年のよみランキング18位からランクアップした「あさひ」。「朝陽」「旭」が人気。
「物事が始まる様子」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた爽やかな「朝陽」は、2021年男の子の名前ランキング5位にランクインした人気の名前です。
17位 そうすけ
2020年から引き続き、よみランキング17位にランクインした「そうすけ」。実際には「蒼空」「蒼介」「颯介」などが名づけられました。
「そう」という響きがやさしさと爽やかさをイメージさせ、「すけ」と組み合わせることで、「古風で粋な男らしさ」を感じさせるようです。俳優の池松壮亮さんが同じよみで活躍されています。
18位 あきと
2020年のよみランキング31位から大きく順位を上げた「あきと」。「陽斗」「瑛斗」「陽仁」「暁斗」などが実際に名づけられました。
太陽をイメージする「陽」や、澄み切った玉の光・水晶などの透明な玉を意味する「瑛」が人気です。
18位 こうき
2020年はよみランキング13位にランクインした「こうき」。「光希」「航生」「光葵」「洸希」などが実際に名づけられました。
脚本家の三谷幸喜さんやプロボクサーの亀田興毅さんが同名で活躍されています。
20位 れん
2020年は19位だった「れん」。よみランキングでは20位ですが、名前ランキングでは「蓮」が2020年に引き続き2021年も首位を獲得しています。
実際には「蓮」「怜」「廉」など「一文字ネーム」で多く名づけられていました。
2021年のよみランキングTOP20のうち、なんと7つが「〇〇と」とよむ「と止めネーム」。まじめで頼もしい印象を受ける「と止めネーム」の人気の高さがわかりますね。これから男の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね!
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)
調査件数:115,687件(男の子:58,739件/女の子:56,948件)