この時期の赤ちゃんとかわいいしぐさ
■9カ月
生後9カ月を過ぎるとハイハイがじょうずになり、行動範囲が広がってきます。なかにはつかまり立ちを始める赤ちゃんも。昼間は起きて遊ぶ時間が増え、“いないいないばあ”などの遊びを楽しめるようになります。表情が豊かになり、うれしいときはニコニコ、不満なときは怒った顔をすることも。声の出し方も抑揚がはっきりして、感情をこめていかにも話しているかのようになります。離乳食も3回食になり、つかみ食べや遊び食べが大好きと言う赤ちゃんもいます。
■10カ月
つかまり立ちや伝い歩きができるようになる時期です。そして、この時期の赤ちゃんは大人のまねっこが大好き。目で見た物を体で再現できるようになった証でもあります。また、キッチン用品やリモコンなど大人が使っている物に興味を示します。まねっこする赤ちゃんを見て、赤ちゃんがしっかりパパやママの様子をしっかり見ていることに驚かされるかもしれませんね。指先の動きも発達し、物をつまみ上げることができるように。いたずらも盛んになります。「ちょうだい」「はい、どうぞ」といったやりとり遊びができるようになってくるので、生活のなかでも取り入れてみましょう。
■11カ月
ひとりでたっちができるようになる子が増えてきます。早い子では手をあげてバランスをとりながらあんよができるように。その一方で、つかまり立ちはできるようになったのにあんよはまだという赤ちゃんもいるでしょう。焦らずわが子なりの発達ペースを見守りましょう。
ハイハイがじょうずになり、つかまり立ち、伝い歩きができるようになると、ますます目が離せなくなってきます。「これくらいは大丈夫」という油断は禁物です。少しずつ赤ちゃんとの意思疎通もできるようになってくる時期なので、言葉を使った遊びを積極的に取り入れると、言葉の獲得にも役立ちます。ニコニコ笑顔の赤ちゃんだけでなく、泣いたり怒ったりしている赤ちゃんの表情も動画などに残しておくと楽しいですね。