袋はいりません、と言ったばかりに…
私は、レジ袋が有料化になる前から、スーパーなどではマイバックを使用していました。ただ、その日は買い物も少量だったこともあり、マイバッグを持参せず買い物へ。重い物を買うわけでもないし、手で持ち切れないほどの買い物をする予定でもありませんでした。
手で持って行ける品数の買い物をしたので、レジで「袋はいりません」と伝えました。ただ、購入品の中には生理用ナプキンがありました。このとき私の予想では「袋はいりません」と言っても生理用品だけは気づかって見えない袋に入れてくれるものだとばかり思っていました。しかし、現実には袋には入れてもらえず、本当にそのままだったのです。あのとき、驚いたことを今でも忘れません。
女性の店員さんだったことも鮮明に覚えている
そのときに対応してくれたレジの方は年配の女性でした。
例えば、若い男性やまだ仕事に慣れていない感じの人だったら「わからなくても仕方ないな」と感じたと思います。でも、対応してくれたのは同じ女性で、ベテラン風の女性でした。同じ女性としてもう少し配慮してくれてもよかったのではないかと思ったのです。
「生理用品購入は恥ずかしいこと」ではない!
この出来事があったのは数年前のことですが、当時の私は「生理用品は見えない袋に入れてもらって当たり前のこと」という認識があったんだと思います。しかし、今思うのは「生理用品を購入するのは恥ずかしいことではない」ということです。
当時、「生理用品は隠すもの」という認識だったのが、今では生理用品の購入は、子どもたちのおむつを買うことや、ドラッグストアで薬を買う、と同じような感覚になってきて「隠すものではない」という認識に変わりました。
生理用品を購入することは決して恥ずかしいことではないですし、生理用品も昔に比べてかわいくなり、ポーチに入れていても一見したら生理用品ぽくない物も増えています。今後は同じことがあったとしても堂々としていようと思います。
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監修/助産師REIKO
著者/sugar111 佐藤