Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。
敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。
「HSPがHSCを育てています」第18話
1歳を過ぎた頃から自我が強くなってきた息子。
生まれたときから寝ない、授乳がうまくいかない、人見知り。いろいろあったがなんとかやっていた。しかし息子1歳半。自我が完全に芽生え、イヤイヤ期に入った頃からどんどん要求が複雑になってきた。
「おっぱいをくれ」
「眠たい」
「おむつが気持ち悪い」
「この場所or人なんかやだ」
息子が泣いている理由がそれだけじゃなくなっているのは、毎日一緒にいてよく分かった。でも、彼がどうしてそんなに泣いているのかは、よく分からなかった。
なんで好きな素うどんを出したら泣くの?
なんで服を着せた瞬間、泣きながら脱ぎだすの?
なんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんで
なにか1つクリアした、と思ったらまた泣いてる。なんなの。なにがそんなに気に入らないの。
もう寝かしつけなんかしたくない
ゆっくり寝たい
夜中何度も何度も起されたくない
用意した服くらいすんなり着てほしい
冷蔵庫にあるものでご飯を作りたい
食べない離乳食のメニュー考えたくない
夕飯の買い物くらいしたい
出先でいつ泣くのかってドキドキしたくない
周りからの冷ややかな目線も浴びたくない
もういやだもういやだもういやだ
「子どもは泣くのが仕事」
「まだ言葉がうまく出ないから泣くことで伝えている」
分かっちゃいる。
でも、泣かれるたびに、
「あれが足りない」
「これが足りない」
「あれができてない」
「これじゃだめ」
わが子にそう言われている気がしてしまう。泣かれると、できないことを責められている気がしてしまう。「ダメな母、もっとこうしたらいいのに」どこからかそんな声が聞こえてくる。
育児をしてると、欲も出てきた。いい母親に見られたい、という欲。
「あのお母さんはいいね」
「あのお母さんは頑張ってるね」
「あのお母さんはもうちょっとうまくできないのかね」
第3者にそう言われている気がする。常に見られている意識があるから、カッコ悪い姿になりたくない。スマートな母でいたい。
でもこのとき、私はもう育児をやめたかった。
もう誰にどう思われたってどうでもいい。
家のなかだったけど、そんな思いが溢れて息子に大きな声を出してしまった……。
◇ ◇ ◇
1歳半の息子に
「毎日毎日毎日毎日、私だってもう嫌だわ!!」
「あああああああああ」
と思い切り声を荒げてしまったユキミさん。
次回、ますます「よい母」「ダメ母」のレッテルに苦しんでしまい……!?
※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。
ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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