Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。
敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。
「HSPがHSCを育てています」第19話
前回。
なにひとつうまくいかない育児が嫌になり、息子に初めて大声を出してしまったという話。
1歳半になり本格的なイヤイヤ期にどっぷり。イヤイヤ期は自我の芽生えって分かっちゃいるけど……。
今でこそ「手抜きは美徳」といわんばかりに己の手を抜きまくり日々そこその育児を心がけている私。
「食べたくなければ食べんでいいし、好き嫌いはいつかなくなるし、育児アドバイスは合う合わないあるっしょ」
息子が5歳の現在。こんな考えのもと毎日を送っている。
たぶん第3者から見たらかなり適当だと思う。
「さぼり過ぎ」
そう思われても仕方ないくらい適当である。
しかし、私も最初からそんな考えだったわけではない。食べなければなんとか食べるよう工夫を凝らし、好き嫌いがあれば離乳食の本を片っ端から作ってみた。
育児アドバイスは「正」とつくものは即実行。
ちなみに余談だが、離乳食の本は1冊まるごと全てチャレンジしてみたので、今でも離乳食を作るのはちょいと得意である。
でも……。
毎日喉がかれるほど声をかけていても子どもが言うことをきいてる姿が見られなければ、声のかけ方が悪い。
一生懸命離乳食を手作りしてたって、子どもが食べてなきゃ、味が悪い、工夫が足りない。
毎日その腕が許す限り抱っこをして子どもの話に耳をかたむける。でも子どもが癇癪を起せば、満たされてない、親の愛情が足りない。
一瞬。
その一瞬の結果だけで、「ダメ親」のレッテルを貼られてしまうんだよね、育児中って。結果が全て。
どんなに頑張ってたって、努力してたって、その姿は誰にも見えないから、見える結果しか見てもらえない。で、結果が出てなきゃ「ダメな親」。
逆に結果が出ればその過程がどうであれ、「よい親、素晴らしいお母さん」。それが世の中。
そもそも子育ての結果ってなに?
結果が出るってなに?
と思う。
「よい母」「ダメ母」とはなに?
そんなことを考えたときにふと頭をよぎった言葉は「子は親の通信簿」である。これ、よく聞く言葉だよね。
「子は親が手をかけたら手をかけた分だけ、いい子になる」
「逆に手を抜けば抜いたぶんだけ、子は荒れる」
だからお母さん頑張れ!
手をかけたらその分返ってくるよ!
そういう解釈の言葉だと思ってる。
息子がイヤイヤ期のとき、私はこの言葉に大分苦しめられていた。
というか、自分で勝手に苦しんでいたのだ(笑)
そんな私の母親としての通信簿。通信簿なのだから、つける人がいる、評価する人がいる。
じゃあその人は誰……?
◇ ◇ ◇
ユキミさんは、実母が言っていたあることを思い出します。それが、生まれて初めてユキミさんの過去と向き合うきっかけに……!?
※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。
ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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