赤ちゃん連れのお出かけには欠かせないベビーカー。でも、ほんのちょっと使い方を誤ると、赤ちゃんに思わぬケガをさせてしまうことがあります。今回は、ベビーカーを使うときの注意点を紹介します。
1)荷物をかけすぎない
赤ちゃんとのお出掛けは荷物がいっぱい。ベビーカーフックをつけ、荷物をかけている人は多いと思います。でも、重たい荷物をかけすぎると、ハンドルから手を離したときに、荷物の重みでベビーカーが後ろにひっくり返ってしまうことがあるので、フックは安全に注意しながら使用しましょう。
2)ベルトを締める
ベビーカーのベルトは、赤ちゃんが嫌がったとしても必ず締めましょう。赤ちゃんが身を乗り出したり、ベビーカーが段差につまずいたりしたときに、頭から転倒して大ケガをしてしまうことがあります。「ちょっとの間だから」と油断してはいけません。
3)人ごみに注意
お祭りや初詣のような人が多い場所では、ベビーカーに人がぶつかって、赤ちゃんに危険が及ぶことがあります。また、歩きタバコで火傷をしたり、火の粉が目に入ってしまうことも。人ごみではベビーカーを畳み、抱っこで移動したほうが安心です。
4)ホームや信号待ちで手を離さない
駅のホームでベビーカーから手を離し、スマホをいじっている隙に、ベビーカーが動き出してしまってあわや転落…という事故も起きています。駅のホームや信号待ちの道路では、ストッパーをかけた上で、ハンドルから手を離さないことが安全上重要。さらに、道路が狭いときは、ベビーカーが車と接触しないように、車道と並行になるようにベビーカーを置くように心がけましょう。
5)電車に駆け込まない
電車を乗り降りするときに、ドアにベビーカーが挟まってしまう事故が、年に何度か起きています。ただでさえベビーカーの車輪は、電車とホームの間に挟まりやすいので、無理な駆け込み乗車はせず、発車ベルが鳴ったら見送ることを徹底してください。
ベビーカーの事故は、赤ちゃんの命にかかわることもあります。ベビーカーで出掛けるときは、気持ちや時間に余裕をもち、事故が起きないように注意しましょう。