彼との出会いは大学のサークル
私たち夫婦は、地方の国立大学のインドア系サークルで知り合いました。私は学年が1つ上の先輩で、彼は浪人をしていたため同い年の後輩でした。私たちは学部が同じで、サークル内ではその学部生が少なかったことから、すぐに仲良くなり、付き合い始めました。
初めは大学時代の気軽な関係として交際を楽しんでいましたが、私が社会人となり彼の卒業が近付いてくると、お互いに結婚を意識するように。その後も交際は続き、出会ってから約6年ほど経ち、ようやく結婚までたどり着きました。
大学時代から知っているという安心感
結婚してみて思ったのは、大学時代から知っているというのは安心感あるということです。サークルのなかで交流をしているため、どこ出身で何人兄弟か、高校時代はどう過ごしたか、などの生い立ちは自然と話題になり、人となりがよくわかります。
テレビなどを見ていると、マッチングアプリや合コンで知り合った人に職業を詐称された、既婚者だった、などの話を聞くこともありますが、学生時代からの知り合いであれば騙すことはかなり難しいため、そういった意味では結婚相手としてかなり安心感があったのです。
友だちぐるみの付き合いが続くので別れにくい
しかし一方で、共通の友だちが多いというデメリットもあります。
私はサークル時代の仲間と今でもよく遊んでおり、コロナ前は年に1度は旅行に行っていた(現在は自粛中)ほどです。もし彼と別れるようなことになれば、気まずさから旅行にいけなくなり、友だちの多くを失う恐れがありました。さらに、万が一離婚するとなったときには、どちらに離婚原因があるかについてもめた場合、サークル仲間の人間関係にも影響を与える危険性があります。
こういったことを考えると、本当によほどのことがない限り彼と別れるのは難しいだろうな……と考えてしまい、社会人になってから知り合った方が気楽だっただろうなとも思うのです。
きっと社会人から知り合った場合でも、学生から知り合ったとしてもデメリットはあると思います。しかし私としては、学生のころに知り合い、夫の性格などをよく知ったうえで結婚できたことはよかったと思っています。今後は学生から知り合って結婚したことがデメリットにならないよう、仲良く暮らしていきたいと思います。
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著者/百田