生後半年で前歯が生えてきたのを皮切りに、次々と歯が生えてきた息子ですが、「虫歯にはさせたくない!」と、歯のケアをがんばっていました。ところが、2歳を目前に虫歯になってしまいました。その後の対策も含めた私の経験談をご紹介します。
歯の生え始めは早かった息子
息子が生後6カ月のころに、下の前歯が生えてきました。まわりの子に比べて早かった記憶があります。歯の生え始めが早いということは、一人で歯を磨けるようになるまでの期間が長くなり、虫歯リスクは高くなります。歯のケアに対して気を使う期間が長くなるので、うれしい反面、生えてしまったか……という気持ちになりました。
1歳になったころには、市の保健センターの主催する虫歯予防教室に参加して、歯の磨き方など、いろいろと教えてもらいました。
とうとう虫歯に……!?
ところが息子が2歳になる直前、私がぎっくり腰になってしまい、まったく動けず、主人の実家にお世話になることに。滞在中、息子は義母では歯を磨かせてくれず、私も腰の痛みで押さえつけて磨くことは不可能でした。また、息子がグズグズするたびに、甘いものを与えていたようでした。
私が動けるようになってからは歯磨きを再開しましたが、それまでの5日間ほどはほとんど歯を磨けない状態でした。その影響かは定かではありませんが、翌月の定期健診で虫歯が見つかってしまったのです。
その後の虫歯の対策
ショックを受けたものの、歯科の先生に対応策や今後の方針などを質問したところ、虫歯がごく小さいこと、乳歯なので早急に治療する必要はないとのことでした。
毎日一回は歯磨きをしっかりとすること、3カ月に一度の定期健診・フッ素塗布をすること、この2点をしっかりして様子を見るとのことでした。また、食事やおやつのあとには、必ず水分をとらせて食べたものを流すようにしました。それだけでも虫歯予防の効果があるそうです。
2歳9カ月を迎えた現在、息子の虫歯は広がらずに済んでいます。やはり泣かれても暴れられても、毎日の歯磨きがいちばん有効だと実感しています。(TEXT:ママライター吉井ゆみ)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。