切迫早産で入院中、娘は幼稚園へ通うことに!
切迫早産のため入院することになってしまいましたが、新年度を迎えくぴこも幼稚園へ入園し、めでたく年少さんに。
最初の1週間は泣きながら、バスに乗る様子を電話で聞き心配でしたが、すぐに慣れたようで、幼稚園からそのまま私のところにお見舞いに来るときもあり、次第に幼稚園で教わった歌や出来事を楽しそうに話してくれるようになりました。
その姿に私の心配もだいぶ軽くなり、容態が安定したことも相まって、妊娠生活残り1カ月半でようやく穏やかな気持ちで出産に望めるようになりました。
そして、ついに……!!
ありがたいことに、口唇口蓋裂やほかの先天性の病気など心配していたこともなく、大声で泣きながら元気な姿で生まれてくれた次女のまぴこ。
久しぶりに抱っこした新生児の赤ちゃんは2600gと小さいはずなのに、とても大きく感じて、その力強い大きな泣き声を聞くと、それまでの思いが全部吹き飛ぶくらいにうれしく、くぴこのときとはまた違った感動を夫と一緒に受けたのを覚えています。
特に、娘にとっては初めての赤ちゃんということもあり、そのうれしさは抑えきれないようで……!?
まだ話せない生まれたてのまぴこに早く「お姉ちゃん」と言ってほしくて、新生児のベッドに張り付きながら言葉を一生懸命教えるくぴこ。
誰よりもうれしそうに、まぴこの誕生を喜んでくれました。
妊娠が判明して以来、ずっと続いた体調不良や健康に産んであげられる自信のなさから、不安いっぱいだった妊娠生活。
突然の入院や新生活の対応など娘も夫も決してラクではないなか、一丸となって次女まぴこを迎えるために私を支えてくれたことは、今でも感謝しています。
そして今回、まぴこが無事に生まれてきてくれたということが、それまでの家族のいろいろな思いを大きな喜びに昇華してくれました。
くぴこを中心につながっていた家族の絆は、まぴこの誕生によってより太く強くなり、
まぴこがの誕生したこの日は、私にとって家族の感謝と繋がりを強く感じる大きな節目になりました。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO