襟もとは開けたり閉めたりで、いろいろな着こなしに
このニットの推しポイントは何よりもこの“襟”! 全部ボタンをしめて“立ち襟”にして着ても良いし、第4ボタンまで外して着ても良いし、ボタンは閉めずに着ても良い。3通りの着こなしが楽しめるんです。
アラフィフにもなると首のシワが目立ってくるようになりますが、このニットを立ち襟にして着れば首を隠すことができますし、第4ボタンまで外せば襟の立ち具合が立体感を生み、顔周りのたるみをカバー。またボタンが大きめのため、縦のラインを強調してくれる視覚効果もあります。
私だけでしょうか。年々、年とともに締めつけのきつい服が嫌いになり、ゆるっとしたシルエットの服しかもはや着たくないのですが、この“スフレヤーンカーデ”はそういう意味でも優秀。
通常のタートルニットなど首が苦しく感じて長時間着ていられませんが、これは立ち襟にして首周りをゆったりと覆うので、苦しくないんです。しかもチクチクしない。
そしてゆったりサイズで重ね着することもでできるため、カーデとしてだけでなく、暖かい日やちょっと近所に出かける際のアウターとしても活躍してくれます。
“スフレヤーンカーデ”は私が買った写真のネイビーほか、グレーとブラウンがあります。ブラウンなどすごく人気で、私も最初買おうと思ったのですが、試着して断念! 何しろこのニット、もこもこ系なので色選びと着こなしを間違えると太って見えてしまうんです! だからアラフィフ&ぽっちゃりさんであれば、締め色のネイビーを選ぶのが正解。
また女性が着ると“萌え袖”になるくらいゆるっとしたシルエットなので、スカートに合わせるとものすごい寸胴&野暮ったい着こなしに。特にフレアスカートなど合わせたら、“カントリーおばさん”みたいになってしまうので要注意です!
よほどスタイルに自信のある人、痩せ型の人はスカートもどうぞ。基本は細身のレギンスタイプのパンツを合わせるのがスッキリ見えるのでおすすめです。
次の章で、おすすめのコーデを紹介します。
出番の少ないサマーニットと合わせて
ここ数年の私の冬の悩みなのですが(更年期の影響もあるのかもしれません)、冬、あまり厚手の格好をして仕事に出てしまうと、建物や電車の中で暑くてたまらないんです!
この“スフレヤーンカーデ”もかなり保温性があり、温かいのでインナーに着るものはできるだけ薄くしています。Tシャツやシャツも良いのですが、サマーニットも良いですよ~!
サマーニットって日本の夏には暑すぎるし、秋にしか着る機会がなく、「着られる時期が短過ぎてもったいないな~」と思っていたのですが、冬、こうしてインナーとして使うのも“あり”ですよね! 写真のサマーニットはたしか何年か前に買った「GU」のものです。
シャツと合わせればきちんと感が! でも1点注意
シャツと合わせると、とてもトラッドな着こなしに(ちなみに合わせたシャツも「ユニクロ」のリネンシャツです)。
たださっきのサマーニットしかりシャツもなのですが、そもそもこちら、メンズの商品。そのまま私たちアラフィフおばさんが着てしまうと、女性らしさのない“おじさんトラッドファッション”になってしまうんですね! なので必ずアクセサリーなどで“女性らしさ”をプラスしてください。
また、こうしたトラッドアイテムには、今年っぽい小物を合わせるだけでおしゃれ感がアップするのでぜひお試しを。
今年もショートブーツが主流ですが、なかでもサイドゴアショートブーツがまた流行っていますし(「GU」や「ユニクロ」にも売っています)、チェックのマフラーやストールも今っぽいので、コーディネートにプラスしてみてください。
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商品名:スフレヤーンローゲージ カーディガン(長袖)
価格:2,990円(税込み)
サイズ:XS~4XL(XS・XXL・3XLサイズは、オンラインストアでの販売のみ)
カラー:69 NAVY、03 GRAY、34 BROWN
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まとめ
「スフレヤーンローゲージ カーディガン」はトラッドなデザインだけに、着るだけできちんと感も与えてくれる優秀ニット。元値は3,990円でしたが、今は値下げされて2,990円になっているのでぜひチェックしてみてくださいね!
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように!
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。