掃除や部屋の整理整頓は夫に一任
私は幼いころから掃除や片付けが苦手で、ひとり暮らしをしていたときには常に部屋が散らかっている状態。一方、夫はいつ部屋を訪問しても整理整頓が行き届いていました。そのため、一緒に暮らすことになった際、私がほかの家事を担当する代わりに、掃除や部屋の整理整頓は夫に任せることにしました。
実際2人で暮らし始めてからは、ものを散らかした状態が少なくなりとても快適に過ごせていて、家事の分担方法は正解だったと感じていました。
私の部屋を無断で…
ところが、引越してまだ1カ月も経たないうちに問題が起こりました。夫が急に部屋の模様替えをおこなったのです。自分の部屋だけを模様替えするのであれば問題ありませんが、無断で私の部屋や共同スペースまでも!
夫は整理整頓も兼ねて親切心からおこなったようですが、私は片付けができないなりに物の定位置を決めて生活しています。そのため無断で物の場所を変えられるとどこに何があるのかまったくわからなくなり、イライラしました。
度重なる模様替えにイライラ
とはいえ、部屋がきれいになることもあり、初めのうちは慣れれば問題ないと思いそのまま過ごしていました。しかし、彼は頻繁に模様替えをするので、部屋の配置にようやく慣れたころには、また配置が変わってしまうということがよくありました。
夫が仕事に出かけてしまうと、どこに何がしまってあるのかわからずイライラは募っていくばかり。もともと彼が頻繁に模様替えをすることは知っていましたが、それを彼の部屋以外の場所の、私も使うスペースまでおこなわれるとこんなにもやりにくいのかと驚きました。
ホウレンソウをきっちりすることで解決
このままではストレスが溜まる一方だと危機意識を感じた私は、共同スペースと私の部屋の模様替えをおこなう場合は必ず私に確認すること、またこれらの場所の模様替え頻度を下げることをお願いし、夫に了承してもらいました。
それ以降もごくまれに無断で模様替えや整理整頓がおこなわれることはありますが、基本的にはホウレンソウ(報告・連絡・相談)をしてくれるようになったので、イライラすることはなくなりました。
片付けのじょうずな人と生活すれば、快適に過ごせるものだと思っていましたが、実際は逆に生活しにくさを感じることもあるのだと知りました。とはいえ、家は散らかっているよりも片付いているほうが快適なので、折り合いをつけながら今後も快適な部屋での生活を続けていけるよう努力したいと思います。
原案・文/百田
作画/ちゃこ
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