年末年始の帰省中、予定外の生理が!
今から数年前の年末年始、長期休暇を利用して実家に帰省していた私。家族と他愛もない話題で笑い転げたり、昼間からのんびりお酒を飲んだりと、かなり満喫していました。
ところが、夜11時ころになってふと腹部に鈍痛を感じ、トイレへ行くと下着に経血が! 次の生理予定日まではかなり余裕がありましたが、予定よりも前倒しで生理がきてしまったのです。しかし気心知れた実家だったため、私は「仕方ないから、母に頼んでナプキンを使わせてもらおう」と軽く考えていました。
実家にはナプキンがない!
しかし、トイレに備え付けられた棚の中にナプキンがありません。実家を出る前はたしかにここに常備されていたのに、と思いながら「お母さん、生理がきちゃった。ナプキンどこ?」と母に声をかけました。すると母は「え! お母さん閉経したから、残ってたナプキンは友だちにあげちゃった!」と答えたのです。
母が閉経したことを知らなかった私はその事実に驚きつつも、ナプキンがないことに絶望しました。予備として2個だけ昼用ナプキンを残しておいてくれたため急場はしのげましたが、経血量の多い私が昼用ナプキン1枚で夜を越せるとは思えません。
代用品として母が渡してきたものは…
今からナプキンを買いに行こうにも、田舎のため歩いていける範囲にコンビニがありません。しかも当時私たちは家族でお酒を飲んでおり、誰も車を運転できなかったのです。
そんなとき、母が「ナプキンの代わりになるものを思いついた!」と言ってその場を離れました。そして祖母の介護に使用している介護用おむつを持ってきたのです!
私は装着感を不安視し着用をためらいましたが「ないよりマシだから! 使いなさい!」と母に説得され、無事に介護用おむつで生理の夜をしのぎました。
介護用おむつは吸水力も抜群で、朝まで経血が漏れることはありませんでした。今回のハプニングは「困ったときは家族に助けてもらおう」と安易に考え、生理の備えを怠った私に原因があります。予定外の生理に備え、日ごろから対策する大切さを改めて学びました
監修/助産師 REIKO
著者/ごとうゆき
作画/コジママユコ
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