暮らし 体験談

「手荒れにはウイルスが残りやすい?」手洗いと消毒だけではダメなの!?感染対策の最新事情

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乾燥する季節になり、今年も手荒れが悩ましい季節。その手荒れが、これからも気を付けなくてはいけない感染対策の効果を下げる可能性があるということが最近の検証でわかってきました。手荒れと感染対策にどのような関係があるのでしょうか。また、手荒れはどのようにケアするのが最も効果的なのでしょうか。 野村皮膚科医院院長の野村有子先生に聞きました。

手が荒れているイメージ

 

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「手荒れ=細かな傷」があると洗っても洗い残しが!

手荒れと消毒のイメージ

 

野村先生によれば、手荒れは手にできる“ 細かな傷 ”だと言います。そして、この傷があると、しっかり手を洗っても汚れが落ちにくいということが、ユースキン製薬が野村先生監修のもとでおこなったモニター試験「手荒れの傷と洗い残しの相関性」でわかりました。

 

モニター試験は、2021年2月、手荒れに悩んでいる方を対象に、手洗い後の汚れの洗い残しについて検証されました。試験方法は、汚れに見立てた蛍光塗料入りの専用ローションを手全体に塗布し、その後、念入りな手洗いを実施。その後にブラックライトを照射し汚れの洗い残し部分を確認する方法です。

 

確認のタイミングは、試験開始前(0日目)と7日間のハンドケア実施後(7日目)の2回。ハンドケアの方法は、指定医薬部外品のビタミン系クリームを使用しました。

 

ここでは 40代で手荒れ中程度(ひび、あかぎれがある状態)の方に注目して紹介します。 指先と爪周りを中心にケアするピンポイントケアに加え、就寝前にハンドマッサージを実施し、就寝時は布手袋を装着しました。

 

手荒れ中程度のイメージ

 

ケア前と7日後の結果を比べてみると、7日後は手の傷が改善され、洗い残しもほとんどないことがわかります。 このモニター試験で、手洗いで洗い残した汚れが指の傷に入り込むような形で存在するということが確認されました。丁寧に洗っても、ひびやあかぎれの傷には、汚れが残ってしまう可能性があります。

 

「ちょっとした手荒れでも、手荒れは細かな傷です。実験結果から、手指を衛生的に保つには、手荒れの傷を作らないようにハンドケアをおこなうことがとても重要です」(野村先生)。

 

感染対策は手洗い、消毒、ハンドケアがワンセット

手を洗っているイメージ

 

ひびやあかぎれの傷に洗い残しがあると、どんな影響が考えられるのでしょうか。

 

「手指の傷口についた汚れの中には、菌やウイルスがいるかもしれません。ご存じのことと思いますが、菌やウイルスは指の傷に比べて遙かに小さな存在です。例えば、新型コロナウイルスの大きさは約0.1μm(0.0001mm)とされており、指の傷が1mmであったら、傷に比べて約1万分の1の大きさになります。大きさを比べただけでも、指の傷に付いた汚れが感染のリスクになることは容易にわかります。

 

手に細菌やウイルスが付いていると、その手で顔を触ることによって感染する可能性があります。口、鼻、目などの粘膜は、ウイルスや細菌が侵入する入口です。目がかゆくなったり、顔にかかった髪を直したり、手で顔を触る機会は多いものです。マスクを着用していても、安心はできません。目をこすったり、マスクを外して口を触ってしまうなど、手に付いた細菌やウイルスを体の中へ入れてしまう可能性は十分に考えられます 」(野村先生)。

 

モニター試験イメージ

 

「手洗いやアルコール消毒が日常化するなか、ハンドケアも日常の感染対策として取り入れることの重要性がこのモニター試験で明らかにされました。効果的なハンドケアをおこない、手荒れを改善し、手指を衛生的に保てるようにしましょう」と野村先生は話します。

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