生理不順が当たり前だと思っていた若いころ
10代のころは、2カ月に1回の生理が当たり前という時期があり、生理周期が30日、40日なんていうことも当たり前でした。もはや生理がいつくるかなんてわからない状態。多少おなかが痛くなってきたりすれば「そろそろ生理がくるかな」と思うくらいでした。
当時は若かったこともあり、生活習慣も不規則でしたし、夜更かししたり、ジャンクフードばかりで食生活も乱れていました。今となっては、それも原因だったのではないかと思いますが、その当時は自分の生活習慣や食生活が、生理に影響するとは思っていませんでした。
出産後の生理は嘘のように順調に!
それから数十年が経ち、35歳で結婚した私。生理不順だったこともあり、自然に妊娠ができるのか不安でしたが、幸い結婚してすぐに妊娠。おなかのなかで順調に育ってくれ、無事出産することができました。
それからです。驚くことが起こりました。あんなに不順だった私の生理周期が驚くほどピッタリになったのです。生理周期を毎月数えてみても、1日も狂わずに毎月ピッタリ28日周期で生理がくるようになりました。
生理不順のときにはわからなかったこと
出産をしたことにより、子宮が一度リセットされたかのように、以前の私では考えられないくらい生理周期が順調になりました。生理不順で、いつ生理がくるかわからない状態のときは、温泉や旅行に行く予定が立てづらかったり、予定していても当日にキャンセルすることもありました。生理周期がピッタリだとその心配もなくなって、「生理になる日が明確にわかっているというのはとても良いことなんだ」と実感しています。
そしてさらに幸せなことに、生理周期が安定したことによって、計画的に2人目も自然に妊娠することができました。生理不順だったころの私にとっては、奇跡的なことです。
生理不順が当たり前だった当時、私に生理が順調にくることはあるのか?と思っていましたが、それから数十年が経ち、とても順調になることができました。また、当時は順調に生理がくることがどういうことで、なぜ大切なことなのかを理解できていませんでした。今になって思うのは、生理が毎月順調にくるということは子宮の状態や精神状態まで影響するくらい大切なことなんだとわかります。これからも生活や食生活なども含めて自己管理をしっかりしていきたいと思います。
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監修/助産師REIKO
著者/ sugar111 佐藤 幸代