双子育児真っ最中のわが家。生後8カ月は、少し成長の遅かった双子のひとりもずりばいが始まり、2人とも自分の意志で行きたいところに行けるようになり、少しずつ目が離せなくなってきた時期でした。
今回は、生後8カ月児の成長や育児で気を付けたことなど、生後8カ月の赤ちゃんのエピソードをお伝えします。
生後8カ月の赤ちゃんの成長
生後8カ月を迎えるころ、赤ちゃんはお座りが安定し、ますます動きが活発になってきます。運動神経の発達が背骨の末端まで進んで、この発達が腰から足へと進むとハイハイができるようになるのだそうです。
また、このころになると甘えるような声を出したり、気に入らないと泣いたり怒ったり。笑いかけると笑い返してくれるので、赤ちゃんの相手をするのが楽しくなってきます。
後追いもそろそろ始まるころ。私は赤ちゃんのそばを離れるときは「ここだよ」とひと声かけるようにしていました。
行ってほしくない所にはガードを!
生後8カ月にもなるとスピードはゆっくりではあるものの、ちょっと目を離すといつの間にか双子ちゃんたちは驚くほど移動していました。口に入れられると困るものはないか、チェックしながらの日々。
キッチンは細かいものがたくさんあるので、赤ちゃんは入れないように座椅子を2つくっつけてガードを作りました。ガードは赤ちゃんがケガをしないように倒れないものにしましょう。専用のベビーゲートやベビーフェンスだと安心ですね。
安全対策は万全ですか?
生後8カ月の小さな探検家たちは、とにかくいろいろな、とくに触ってほしくないものに限って興味を持つもの。安全対策は万全にしたいものです。
双子のひとり、長女は目もくれませんでしたが、手先の器用な次女はコンセントガードを小さなお指でいとも簡単に外すので、すっぽりとコンセントを覆うものに変えました。
とくに恐ろしいのがドアに手を挟む事故です。ママを後追いしてドアの近くまで来たり蝶番を触ることもあるので、隙間にカバーを付け、扉はそっと開けましょう。
生後8カ月になると、だんだんとママの言うことを理解できるようになってくるので、赤ちゃんの相手をするのが楽しい時期ですが、事故が増える時期でもあります。安全対策は抜かりなく、安心して探検家たちが探求心を満たせるお家にしたいものですね。(TEXT:楠田りら)